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職場の“古女房”を振り向かせるには?

好奇心をうまく伝染させる問いのつくり方

  • 鈴木義幸

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2011年6月8日(水)

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 ここ5年ほど、同じコーチからコーチングを受けつづけています。コーチを生業とする者がなぜコーチングを必要とするのか、疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私の場合、理由はシンプルです。

 自分を自分以外の人の視点から検証し続けるのは、リーダーとしての責務であると考えているからです。

 私のコーチの名前はハーレーン・アンダーソン。心理学の博士号をもっている女性のエグゼクティブコーチです。米テキサス州ダラスに住んでいるので、2週間に1回、こちらから電話をしてコーチングを受けます。

 先日は、彼女とこんなやりとりをしました。

 「人にコーチをする時にあなたがいちばん大事にしていることは何?」

 「どんな時でも好奇心(curiosity)を持つことね」

 「なぜ、そんなに好奇心を持つことが大事なのだろうか?」

「私の好奇心は伝染する(contagious)から」

好奇心ある問いが相手を触発

 彼女の言う「好奇心は伝染する」ということについて考えてみたいと思います。

 ハーレーンが言いたかったのは、彼女がクライアントに対して、「いったいあなたは何を将来に向けてやりたいの?」と興味津津に聞けば、彼女の好奇心が伝染して「自分はいったい将来何をやりたいのだろうか?」とクライアントも思いをめぐらし始めるということです。

 例えば職場で、上司が部下に「なぜ、売り上げが上がらないの?」と心の底から純粋な好奇心を持って聞けば、部下は「なぜ、売り上げが上がらないのか」について真剣に考え始めるということですね。

 問いを生み出す原動力となるのは好奇心であり、その好奇心が相手に伝わる。相手のほうは、こちらが投げた問いから自分自身に対して好奇心を覚え、その問いの中身を深く見つめようとする。見つめる中で、課題の真の原因が分かったり、本当にやりたいことが見えてきたり、解決策が生まれたりする。そういうことなんですね。

 しかし、ハーレーンのようにいつも人に対して好奇心を持ち続けるのは、そう簡単ではありません。

人はラベルを貼ろうとする

 初対面の人に対しては好奇心を持ちやすいでしょう。知らないことが数多くありますから、その人への興味が次々と沸いてきます。「一体どんな人なんだろう?」と。

 

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