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第34話「発明には、ものの発明と方法の発明があるんです」

2011年6月15日(水)

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前回までのあらすじ

 MTCの主力製品である「K01」は自動車メーカーからひっぱりだこで、大量の受注残を抱えていた。

 リンダはタイにあるソムチャイの工場を訪ねた。ソムチャイは、MTCラボの団達也との契約上、工場にある生産ロボットを見せることはできないと言った。

 その言葉を聞いたリンダは、達也が特許権を侵していると言った。

 ソムチャイはその意味をアンディーと三沢が同席した席で改めてリンダに聞いた。アンディーは、K01は自分が発明したと明かし、MTCラボの特許にはならないと言った。

バンコク

 バンコクに来る前、アンディーは新製品の量産対応のため、上海工場で自身が管理しているロボットの制御プログラムの修正作業に取り掛かっていた。

 だが、実際は金子が組んだプログラムを盗用したに過ぎなかった。盗用を知られたくないアンディーは、金子をUEPCに引き抜こうと考えた。自分の部下にすれば、今の悩みはすべて解決するからだ。

 むろん、すぐに金子に接触するような単純な動きはしなかった。アンディーは金子を育てた三沢に目をつけたのだ。今でも金子は三沢を師と仰ぎ、時折メールでやり取りしている。三沢を使って金子を説得させるのだ。高額報酬は用意している。なんとしてでも、金子をUEPCのメンバーにしなくてはならない。

 実は、アンディーが金子をヘッドハントしたいのには、ほかにも理由があった。CEOのマイケル・ウッズから、K01の情報を盗めとの指示を受けたのだ。思い悩んだアンディーは、UEPCシンガポール支社長の間中に連絡を入れた。

 間中はアンディーにこんなメールを送った。

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「第34話「発明には、ものの発明と方法の発明があるんです」」の著者

林 總

林 總(はやし・あつむ)

公認会計士

外資系会計事務所、監査法人勤務を経て開業。国内外でビジネスコンサル、管理会計システム導入コンサルのほか、大学で実践管理会計の講義を行っている。また管理会計の草の根活動として、団達也会を主宰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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