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生き残りを掛けたリソース再配分

2011年6月15日(水)

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 前回の記事では、震災後に生き残る企業について、無駄なビジネス・リソースの消費を抑えるための考え方について論じた。今回は、それに引き続き、そのリソースを再配分するための考え方について書いていく。そして、生き残るために必要な4つのシステムについて提案したい。

ビジネス・リソースを再配分する

 これまでの記事で幾度も繰り返しているが、ビジネス・リソースは限られている。限られているからといって、それを理由にビジネスを縮小することは良くない。それは戦略とは言わない。かつての大将は、使える兵力をいかに再配分するかを考えてきたのだ。

 ビジネス・バリューを高めることを考えることだ。ファンクショナル・アプローチでは、ビジネス・バリューを次の基本式で捉えている。V(Value)=F(Function)/C(Cost)である。これは、GE社で開発されたバリュー・アナリシス(バリュー・エンジニアリング)によるものだ。ご存じの方も多いはず。

 この基本式からリソースの再配分をどう考えるかをお伝えしたい。例えば、図に示す点0の事業を考える。震災などのような不測の事態により、突然使えるリソースの上限が下がってしまう。それと同時に、その事業のファンクションが充分に達成できなくなる。これが図の点1に当たる。ファンクションの達成を考えれば、最低でも点2にしたいところだ。

 でも、それができない。只々、ギリギリのところで我慢するしかないのだろうか。これでは企業として、余力が生まれない。リソースの再配分どころか、身動きが取れなくなってしまうのだ。

 なぜこうなるかというと、同じ手段で考えているからなのである。価値(V)を向上させることを考えなければならない。ファンクショナル・アプローチには、価値向上の原則というのがある。リソースを下げるということよりも、価値を高めることを考える大切さを謳っているのである。

 もし、別の手段Bが見つかったとする。そうすれば、ビジネス・バリューは向上する。つまり、図に新しいバリューのラインを引くことが出来る。この新しい手段上でリソースのコントロールをするのである。

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「生き残りを掛けたリソース再配分」の著者

横田 尚哉

横田 尚哉(よこた・ひさや)

ファンクショナル・アプローチ研究所

顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。米GEの価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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