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第37話 「日豊自動車は絶対に見捨てません。この苦難を一緒に乗り越えましょう」

2011年7月6日(水)

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前回までのあらすじ

 リンダはタイにあるソムチャイにUEPCの技術責任者のアンディーと、研究部門の責任者の三沢を紹介し、4人はバンコクのレストランで食事をしていた。

 その席でアンディーは、K01は自分が発明したと明かし、MTCラボの特許にはならないと言った。一方三沢は、K01、そしてK01を生産する専用ロボットの動きを制御するコンピューター・プログラムは、すべて金子が発明したものだと言った。

 アンディーはその言葉を聞いて、K01はあくまで自分が発明したものだと言い張った。なぜなら、アンディーは達也の会社が特許を出願する前に、技術雑誌にこの発明を投稿したからだと言った。

 これに対して三沢は、「発明は思想であり、具体的な物ではない」と話した。

シンガポール

 「昨日、ビーチで間中さんと斑目さんを見かけました」

 萌と一緒にセントーサ島のビーチで日光浴を楽しんでいたら、突然、聞き覚えのある日本語が耳に飛び込んできた、と真理は事務所に着くなり達也に告げた。

 「なぜあの2人が揃ってシンガポールにいるんでしょうね」

 真理は萌を気にしながら言った。二度と会うことなどない男と、萌は異国のビーチで再開してしまったのだ。そんな萌の気持ちを思うと、真理は辛くなった。
 だが、萌はそんな素振りは見せず、話し始めた。

 「よく聞こえなかったんですが、しきりに団さんやK01の事を話していました」

 すると達也は何か心当たりでもあるのか、こんなことを口にした。
 「実はね。三沢さんがバンコクにいるって、先日、金子さんからボクに電話があったんだ。UEPCのアンディーって知ってるよね」

 「開発担当部長でしたよね」
 真理が答えた。

 「そう。彼が仕掛けたらしい」
 「仕掛けたって?」

「熱血!会計物語 ~社長、団達也が行くseason2」のバックナンバー

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「第37話 「日豊自動車は絶対に見捨てません。この苦難を一緒に乗り越えましょう」」の著者

林 總

林 總(はやし・あつむ)

公認会計士

外資系会計事務所、監査法人勤務を経て開業。国内外でビジネスコンサル、管理会計システム導入コンサルのほか、大学で実践管理会計の講義を行っている。また管理会計の草の根活動として、団達也会を主宰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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