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閉塞感を打ち破るヒントは台湾にあり

液晶や半導体だけじゃない本当の実力

  • 常盤 文克

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2011年7月14日(木)

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 今年3月の東日本大震災では、被災地への義援金が世界中から集まりました。その中でも特に印象に残ったのが、台湾から寄せられた義援金です。親日的であることで知られる台湾の人々からは、日本円で総額およそ170億円が寄せられたのです。

 日本にとって台湾は、距離が近いこともあって、歴史上もビジネスの上でも結びつきが深い地域です。特に家電やコンピュータ、電子機器などの分野では、部材の供給面で欠かせないパートナーでもあります。このたびの台湾の人々の厚情からは、その結びつきの強さを再認識させられました。

 ただ、台湾のビジネス環境や企業の実力については、日本ではあまり知られていないように思います。本コラムでは、この5月に台湾のサイエンスパーク(科学工業園区)を訪問した際に感じたことを中心に、台湾の持つ強さについてお話したいと思います。

産業クラスターに見る台湾の本気

 台湾の面積は日本の九州とほぼ同じで、人口は約2300万人です。GDP(国内総生産)の総額は約4300億ドルで、日本の約12分の1。一人当たりにすると約1万8000ドルで、日本の約半分に相当します。

 台湾企業の訪問はおよそ10年ぶりですが、その変わり様は驚くほど大きく、その成長と発展ぶりには目を見張るものがありました。背後にあるのは、政府の産業育成に対する意気込みと、政府直轄のサイエンスパークの存在です。

 このパークは、北から新竹、台中、台南の3地区にあります。それぞれに特徴がありますが、いずれの地区でもハイテクの上流から下流までをそろえた産業クラスターを形成しています。

 似たような施設は、日本でも筑波研究学園都市などにありますが、研究・技術開発の成果を実際のビジネスにつなげる仕組みは、台湾の方が整っており、これが大きな強さの1つだと感じました。また、サイエンスパーク内での技術交流も盛んです。

コメント4件コメント/レビュー

多くの日本人は、変化が嫌いなのですからしょうがないですねぇ。 新しい事を言われると、その人を潰しにかかります。 よって、そういう人達で海外で働く事が可能な人達は、日本を脱出します。 そうでない人は、抵抗に疲れ果てやる気を失います。また、日本は島国の為どうしても情報にうといです。 ネットが繋がっていても英語を嫌う日本人達が多いので、もちろん海外の情報なんて日本語訳された誰かの私惑入りの情報しか読みません。 それで悪いのは政治のようですから、自分達は悪くないのでしょう。 そして、日本企業も自分達が毎日それなりに生活できているのに新しい事をして失敗したら馬鹿らしいと思っている方が多いと聞きました。 情けないです。少数の知識人が何を言っても、決まった人達しか耳を貸さないでしょう。そして、そういう方々はえてして教授だったりと社会から離れたところに位置している方が殆どです。 また、話を聞いてくれる人達も会社での権力を持っていなければ企業はどうにもなりません。一社員が一人そんな事を言っても、きっと、そんな考えをする人は排除されてしまうでしょう。だって、自分の地位が危なくなりると考えるでしょうから。 さびしい社会です。日本の企業どころかいったい大多数の日本人は、この国をどうしたいのでしょうか? だって、日本は民主主義なのですから...。 ねぇ。 同じ島国でも、中国系人の台湾とは大違いです。 本当に残念です。しかし、この3月の震災がきっかけで、奮起してくれる人が増えれば日本企業もかわれるかもしれませんね。(2011/07/23)

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多くの日本人は、変化が嫌いなのですからしょうがないですねぇ。 新しい事を言われると、その人を潰しにかかります。 よって、そういう人達で海外で働く事が可能な人達は、日本を脱出します。 そうでない人は、抵抗に疲れ果てやる気を失います。また、日本は島国の為どうしても情報にうといです。 ネットが繋がっていても英語を嫌う日本人達が多いので、もちろん海外の情報なんて日本語訳された誰かの私惑入りの情報しか読みません。 それで悪いのは政治のようですから、自分達は悪くないのでしょう。 そして、日本企業も自分達が毎日それなりに生活できているのに新しい事をして失敗したら馬鹿らしいと思っている方が多いと聞きました。 情けないです。少数の知識人が何を言っても、決まった人達しか耳を貸さないでしょう。そして、そういう方々はえてして教授だったりと社会から離れたところに位置している方が殆どです。 また、話を聞いてくれる人達も会社での権力を持っていなければ企業はどうにもなりません。一社員が一人そんな事を言っても、きっと、そんな考えをする人は排除されてしまうでしょう。だって、自分の地位が危なくなりると考えるでしょうから。 さびしい社会です。日本の企業どころかいったい大多数の日本人は、この国をどうしたいのでしょうか? だって、日本は民主主義なのですから...。 ねぇ。 同じ島国でも、中国系人の台湾とは大違いです。 本当に残念です。しかし、この3月の震災がきっかけで、奮起してくれる人が増えれば日本企業もかわれるかもしれませんね。(2011/07/23)

今の日本の課題は安心安全なエネルギーです。そしてこれはすぐに世界中の共通の課題になります。エネルギー資源を持たない日本が原発事故で一気に何年も早くその課題に突き当たってしまっただけです。企業が他の国に移動しても数年で同じ課題に突き当たるのです。■去年からウラン枯渇という問題を起点に三菱が開発中の宇宙用太陽光発電とJAXAが研究中の軌道エレベーターを組み合わせて、静止軌道での太陽光発電という案を出しています。静止軌道での太陽光発電は夜も曇りも無いので発電が安定し、その潜在力は世界中の電力需要を賄えるほどあります。日本の課題、そして世界の課題となるエネルギー確保の解決策は今の日本に揃いつつあると思います。ウランの枯渇までは最短の予測で29年、それまでにこの案を実現させてエネルギー立国を目指すというのは日本の目標・希望としていいと思っています。(2011/07/15)

日本の組織の行き詰まりは、「失敗の本質」という書籍にある、平和を謳歌した時期に作り上げられた日本陸海軍の長老支配組織と同様な理由のように思う。(2011/07/14)

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