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「フェイスブック世界2位はインドネシア」の理由を知っていますか?

安物ケータイに隠された秘密を検証する

  • 安西 洋之,中林 鉄太郎

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2011年7月22日(金)

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 前回の記事「日本の若者がつくったバングラデシュ」では、ケータイはそれなりに普及してるが、メールやソーシャルメディアを一般大衆が使うようになるには、まだ時間が必要なバングラデシュの情況を紹介した。識字率の問題だ。適切な表現か迷うところだが、やはり「途上国」である1つの原因だろう。

 一方、「途上国」ではなく「新興国」と呼ばれるようになったインドネシア。ジャカルタでは、近代的ビルと古い街並みが混沌と併存しており、その中を無数のクルマとバイクが駆け抜ける。人口2億3000万人を抱え、経済成長著しい国は、実は「フェイスブック大国」でもある。米国に次いで2番目にユーザー数が多い。2011年7月現在のデータでは4000万人近い数に上り、人口比でも20%近くに達している。因みに米国は人口比で約48%だ。

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 今年の初め、ソーシャルメディアの普及率の高さは、先進国特有の現象ではないことを、アフリカ北部から中東にかけての革命運動を通して知った人も多いと思う。それでも、インドネシアの世界2位という状況は、やはり意外に感じられるのではないだろうか。どうも実感が伴わない。

 どうしたら、この「世界2位」を立体的に想像できるだろう。ローカリゼーションマップの考え方を使って試みてみたい。

地域文化を大雑把に掴もう

 ローカリゼーションマップは地域文化を「大雑把に知る」ことを目標の1つとしている。そもそも100%理解するなどあり得ない。したがって肝心なのは、理解できていないという不安を取り払うことだ。

 本を読み込み、知識を積み上げることが正解だろうか? いや、そうではない。だいたい、ビジネスマンが欲しいと思う「異文化市場の文化」について書かれた本は、ほとんど存在しない。「アメリカ人には、こうしてはいけません」といった内容が書かれたマナー教本としての書籍はあるが、日常生活のロジックを説明する本は極めて稀である。当然ながら、マナー教本は、商品の開発や販売に際して、ダイレクトに役立つヒントにはならない。

 それでも、アメリカやヨーロッパなら生活体験記が沢山あり、ロジックを想像するネタとしては使えるかもしれない。最近では、中国関連の本も増えている。これらの地域については、アカデミックに文化を総括している本も多い。しかし、それでも限られた地域だ。多くの地域の文化を捉えた日本語の書籍は、まず手に入らないと半ば諦めるしかない。

 それでは、外国語を習得していない人は、どうすればいいのか?

 最低3つの事例で、お互いの関係性が見えると、理解の取っ掛かりとなってくる。山歩きの場合も、3点で自分の位置を確認する。ローカリゼーションマップも「3点からモノをみる」ことをポイントにしている。

 それでは、インドネシアを実際に「想像」してみよう。3つの分野のローカライズ度合いを見ていくことで、理解の入り口を探ってみたいと思う。1つ目はクルマやバイクなどの輸送機械、2つ目は食、3つ目はフェイスブックに代表されるソーシャルメディアだ。

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