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【第3回】4万人を動かしたコロプラ物産展の新しい消費行動

百貨店と位置ゲーのコラボで商圏は日本全国へ!?

  • 長谷部 潤,蛯谷 敏

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2011年8月22日(月)

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 人はなぜ「おでかけ」し、その人をとりまく環境はどのように「おでかけ」に影響を与えるのか。

 そんな人の移動に着目し、日々データを蓄積続けているベンチャー企業がある。位置情報ゲーム最大手、コロプラ。同社が抱える会員200万人の移動データから浮かび上がる日本人の「おでかけ」を通して、経済の実相を読み解いていくのが、本連載の趣旨である。

 第3回の今回は、百貨店の物産展に着目した。コロプラが東急百貨店と組み、6月に開催した物産展を通して、人の移動にどう影響するのかについて見ていく。

 解説いただくのは、コロプラ・おでかけ研究所主席研究員の長谷部潤氏。聞き手は、蛯谷敏=日経ビジネス記者である。

 コロプラって何?という方は、第1回をご覧下さい。

今回のテーマ:相次ぐ百貨店の物産展。その集客効果のほどは?

長谷部:蛯谷さん。今回は先日弊社で開催した、面白いイベントについて紹介してもいいですか?

蛯谷:イベント? 何を開催したんですか?

長谷部:6月9日から15日にかけて、東急百貨店の吉祥寺店さんと組んで、物産展を開催したんですよ。その名も、「日本全国すぐれモノ市 ―コロプラ物産展2011―」。これが、予想以上に評判が良かったんです。テレビも取材に来ていただいたので、ご存知の方も多いかもしれません。今回は、その成果と、百貨店にとっての物産展の集客効果について、お話をさせてください。

大いに盛り上がった「コロプラ物産展」。ピーク時には500人を超える行列ができた。ゲームキャラクターの「クマ」も大人気

 もちろん、単なる物産展成功の自慢話ではなく(笑)、ここから百貨店業界の今後の競争戦略について、考察したいと思います。後ほど詳しくお話しようと思いますけど、ずいぶんと遠くからお越しいただいたり、閉店時間に近づくほどに売り上げが増えたりなど、モバイルインターネットサービスが百貨店と組むと、従来にない「新しい顧客行動」が見えてきたんです。特に小売・流通業界の方には興味深いと思います。

従来にない顧客行動が見えてきた

蛯谷:分かりました。物産展って、いいですよね。私も出張したことのある地方の物産展なんかを目にすると、ついつい足を運んでしまいます。でも、何でコロプラが物産展なんて企画するんですか?

長谷部:もともと、コロプラって位置登録情報を使って、移動を楽しむゲームなんですけれど、実は単なる携帯ゲームだけじゃないんですよ。これ、見てください。

コロプラ物産展用に特別制作された「物産展コロカ」

蛯谷:カード?ですか?

長谷部:そう。ゲームと連動するカードを発行しているんですよ。これを、「コロカ」と呼びます。コロカには、全国各地に実在する“日本の逸品”がプリントされているんですよ。例えば、香川県の和三盆糖とか、東京の江戸切子とか。その逸品を取り扱っている実際のお店があって、これを「コロカ提携店」と呼んでいます。

 北は北海道の小樽から南は沖縄県の石垣まで、その数は全国に110店舗あるんです。種類も多岐にわたっていて、地元の食材を使った様々な食品からお酒、漆器や有田焼といった工芸品、さらには盆栽なんてものまであるんですよ。

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