• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

あなたが止考社員から思考社員に変身するには

2011年8月24日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 再生とは、進化することである。もとに戻すコトとは違う。いくらリソースを投入しても、手段を変えない限り進化はできない。アクセルを力いっぱい踏むことよりも、シフトアップすることを考える時期に来ているということだ。

 では、誰が手段を考えてくれるのか。誰がそれを判断してくれるのか。トップが考えて社員が判断するような企業ではなく、社員が考えてトップが判断する企業を目指すべきだ。止考社員を減らし思考社員を増やさないと、再生への道半ばで力尽きてしまうことになる。

「ヒト、モノ、カネ」から「ヒト、ヒト、ヒト」

 経営の3要素は、ヒト、モノ、カネだ。これに情報、時間、技術を加えて6要素とする場合もある。企業が再生し、日本が再生するために、これらの要素は欠かせない。もともと製造業で言われ始めた言葉であるが、もはや全ての仕事の基本と言われている。

 その中でも特に重要な要素は、「ヒト」である。ヒトがモノを作り出し、ヒトがカネを生み出すからである。再生計画の中心には、ヒトがいなければならない。ヒトがないがしろにされている再生計画は、一時的に再生したとしても、それが長らえることはないだろう。

 もちろん、モノやカネに対する努力や工夫も必要だ。しかし今や、企業活動においても、地域活動においても、慢性的にモノやカネが足りないのだ。外部から供給されるのを待っていても日が暮れる。分かち合いの時代に、モノもカネも潤沢にあるはずがない。

 だから、ヒトなのだ。人材や人在を人財に変える努力が必要なのだ。能力の足りない人材を育て上げること、意欲の足りない人在を奮い立たせることをしなければならない。能力も意欲もない人罪には、自覚してもらうことも大切だ。

人財が必ず持っている2種類の能力

 企業が求める有能な人財に必ず備わっている能力がある。それは、模倣力と創造力である。それも並大抵な能力ではない。飛び抜けるほどの模倣力と飛びぬけるほどの創造力である。模倣と創造は対義語である。両方バランスよく備わっていることが理想だが、どちらか一方でも備わっていれば、十分有能な人財になることができる。

 模倣力とは、決められた通りの方法で効率良く行う能力である。模倣は、偽物というネガティブな印象があるがそうではない。手本に倣う、基本を守るというポジティブな意味である。予め決められた計画に従って、より高品質に、より低コストに、より短期間に実行する力である。生産技術であるQCDを極めることの出来る能力は、企業にとって重要なものなのだ。

コメント0

「横田尚哉のFAで考える日本再生」のバックナンバー

一覧

「あなたが止考社員から思考社員に変身するには」の著者

横田 尚哉

横田 尚哉(よこた・ひさや)

ファンクショナル・アプローチ研究所

顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。米GEの価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本の社会に足りないのは起業家精神です。

デイビッド・ルーベンシュタイン 米カーライル・グループ共同創業者兼共同最高経営責任者