Winter Festa2017-2018

最後に言うよ!「ボロ儲け10箇条」

応用編:利益3割を割り込む商売はダメですな

 さて、ガポガポ儲かる「ブルーアイランド戦略」は、早くも最終回である。

 第1回で市場(島)の発見の仕方、第2回で寝ててもカネが入ってくる方法を解説した。

 「もう、それで十分じゃないか」と思っている方、あなたは確かに間違っていない。島でうたた寝でもしながら、じゃんじゃんカネが入ってくれば、ほかに何を望むのか。

 でも、そうはいかないんだな、現実は。だって暇でしょう。やっぱり、宝の島を発見するような人は、さらに違う島を探しに行ってしまう。

 私もそうだった。

 うちが主戦場にしていた市場(島)はニッチで小さい。既にうちは市場(島)にある中堅以上の会社(宝)はすべて開拓し尽くしてしまった。だから、今後どれだけ探し回っても今の2倍の規模が関の山だろう。経営者としては、次なる展開を考えてしまう。

 戦略は2つ。

(1) 他のニッチ市場を新たに開拓する(新しい島を発見する)
(2) ニッチ市場での経営戦略を汎用化して他企業に展開する(島の発見、開発法を確立して、伝授していく)

 (1)は会社としては既に進めていることがあるので手は打っている。

 (2)は、マーケティングをしない不動産業界に辟易としている私としては、業界の垣根を超えることは長年の悲願でもある。ニッチトップになる戦略は、どの業界でも、どの業態でも応用することができる。これをレッドオーシャンに浮かぶ島、つまり価格競争から抜きんでた楽園の島として「ブルーアイランド戦略」と名付けたわけだ。

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著者プロフィール

沖有人

沖 有人

不動産コンサルタント

1988年、慶應義塾大学経済学部卒業後、コンサルティング会社、不動産マーケティング会社を経て、1998年、アトラクターズ・ラボ(現スタイルアクト)を設立、代表取締役に就任。/

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いただいたコメントコメント10件

かつての日本は「最も成功した社会主義国」と揶揄されるほど価格競争が無かった。例えば、どこの散髪屋に行っても協定価格で均一というのが当たり前であった。しかし、散髪屋は価格は下げられないけれど、腕前と接客など価格軸以外の品質で客を確保するという激烈な競争があったわけである。だからこそ、「最も成功した社会主義国」であった。ところが、アメリカから構造協議で押し付けられた経済の自由化で、この記事の4ページ目にあるように「価格軸がすべてを圧倒して力を持って」しまったことが今の日本を駄目にした原因じゃないかと。「安かろう悪かろうなら」なら手の抜き方をよく知っている中国のほうがずっと競争力があるからね。(2011/08/26)

インターネット商売で、ブルーアイランドを見つけたい。(2011/08/26)

今までこの記事を3回とも読んでいて微妙でしたが、最後に読んでいてよかったと思いました。他に追随しても、ビジネスの世界では駄目で(100%ではありませんが)、自分で考え、実現させなければ、どんなに頑張っても儲からないものだとつくづく思っている今日この頃です。。(2011/08/25)

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