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なぜ自転車のまま地下鉄に乗れないのか

身近な「足」を考える

2011年9月15日(木)

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 長らく不思議に思っていたまま、書かずにいたことをお話しましょう。

 私たちは自転車に乗ることがありますよね。郊外の駅前などには、通勤通学の自転車が山のように置いてあったりもします。

 でも、どうして「自転車に乗ったまま」電車や地下鉄に乗れないのでしょう。

 「バカなことを言うな。満員電車で混み合っているのに、どうやって自転車まで電車に乗せようというんだ!」。などとお叱りを受けそうですが、そこをあえて考えてみたいのです。

自転車のまま乗れるドイツの地下鉄

 例えばドイツであれば、遠距離電車はもちろん、市外電車、都心部の地下鉄まで、乗れる形で自転車を持ったまま、普通に車両に乗っています。今回はそれを少しご紹介してみましょう。

 ドイツの駅には一般に「改札」がありません。自転車で電車や地下鉄に乗ろうという人は、自分の乗車券以外に自転車用のチケットを買う必要があります。逆にいうと、チケットさえ買えば、原則的に自転車に乗ったまま列車に乗ることができるわけです。

 ベルリンの地下鉄で言えば、乗客の最短距離の料金が150円くらい、中距離だと250円くらいで、日本だと関西都市圏の地下鉄料金に近い感じです。これに加え、あと160円ほどの自転車用チケットを買えば、普通に乗り降りすることができます。自転車の定期というものも存在します。

 駅に入り、自転車を小脇に抱え上げ、そのままエスカレーターに乗ってホームまで上がってゆく…、なんて風景は、日常ごく普通に見かけるものです。

 無論、いつでもどこでも乗れるというわけではなく「この車両は自転車禁止」などの表示が出ていますので、それに従わなければなりません。また自転車乗りのほうにも自主的なマナーが徹底しており、迷惑になりそうな車両に無理に積み込む、というようなことはまず見かけません。このあたりは、個人主義が徹底しているということなのでしょうか…。

コメント31件コメント/レビュー

日本における自転車交通の議論には、疋田智氏の主要な著作(『自転車生活の愉しみ』『自転車の安全鉄則』等)の議論を前提とすることが必須です。この記事で言われていることに関しては、『ものぐさ自転車の悦楽』が良いでしょう。私自身の意見を言えば、地下鉄への持ち込みは、全否定はしないものの優先順位は大分低いと考えます。喫緊の課題は、自転車が(歩道でなく)車道の左側を走るということ、それに、車道の左端に自転車レーンを設けるということです。地下鉄持ち込みの議論はその後でしょう。しかし地下鉄程度の距離なら、わざわざ地下鉄に載せたりせずにその自転車そのもので走っていけばいいのでは?(2011/09/19)

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日本における自転車交通の議論には、疋田智氏の主要な著作(『自転車生活の愉しみ』『自転車の安全鉄則』等)の議論を前提とすることが必須です。この記事で言われていることに関しては、『ものぐさ自転車の悦楽』が良いでしょう。私自身の意見を言えば、地下鉄への持ち込みは、全否定はしないものの優先順位は大分低いと考えます。喫緊の課題は、自転車が(歩道でなく)車道の左側を走るということ、それに、車道の左端に自転車レーンを設けるということです。地下鉄持ち込みの議論はその後でしょう。しかし地下鉄程度の距離なら、わざわざ地下鉄に載せたりせずにその自転車そのもので走っていけばいいのでは?(2011/09/19)

自転車を分解せずに乗せられるサイクルトレイン形式が広範に実現すれば、という記事の趣旨かと存じます。ただ、サイクルトレインを上手く運用する仕組等を作っても(非混雑時、専用荷台を設ける等々)、それを受け入れる側の民度が肝要となる気もします。他の方が書かれている様に、専用の輪行用袋に自転車を入れれば現在でも各鉄道は持込可としている所が多い様子ですが、他者への迷惑となるトラブルもあるみたいです(乗せる側のマナー面かと思いますが)。また、乗せる時の周りの人の受け取り方=心持ちの側面も然りで、大きな荷物はもとより乳母車や車いすでも疎ましく感じてしまう人もいるかもしれません。混雑時を除けば、乗せる側も乗せられる周りの側も双方が気持ち良く運用出来るマナーや民度が醸成されることも必要条件かなと思います。記事とは離れますが、軽車両としての自転車が右側を逆走したり反射鏡無や無灯火で走行したり等の法規違反をする自転車が見受けられるのも民度だし、きちんと左端を走行している自転車を疎ましく思う車が多いのも民度(昔はプロドライバーに限らずもっと二輪に優しい車の方が大多数だった気もします)、かなと思います。(2011/09/16)

世界遺産・小笠原父島の村営バスも自転車持ち込みは不可です。確かに二見港から、自転車で坂道を上がって下がって扇浦、小港海岸へ行くのは大変ですが、それ以上に小さなバスに乗客が結構乗っていることも考えなくてはなりません。(2011/09/16)

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