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自転車で登れる「大正の昭和山」

身近な足を考える4

2011年10月5日(水)

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 いやはや、有難いものです、読者フィードバック欄。前々回のコラムに、こんなコメントを頂きました。ちょっと引用させて頂きます。

 「日本にも公共交通機関で自転車持ち込みOKなものはありますよ。コラムで出てきた関西、ジンベイザメで有名な海遊館のある大阪市港区の運河の渡し船がそうです。」

 そう、大阪には公営の渡し船があるんですよね、実は暫く前にこの渡し船の存在を聞いて、偶然なのですが、ぜひ乗りに行こうと思っていたのです。でもそのときは市民の足として渡し船が生きているという話だけで、自転車と結び付けて考えてはいませんでした。読者コメントによると

 「そもそも座席が無くまっ平らで、乗客の7割が自転車で乗り込んでることもあります。税金で運営されていて無料です」

 これは見に行かないわけには行きません。というわけで、大阪で時間が出来た日曜日の朝、さっそくこの「渡し船」を「源流探訪」してみました。ということで今回は久しぶりに「開高健ノンフィクション賞」を頂いてスタートした「常識の源流探訪」本来の「探訪コラム」原点復帰で行きたいと思います。

劇団「態変」の『喰う』

 実はこのところ毎週週末は大阪なのです。10月14,15,16と三日間、兵庫県伊丹市の伊丹市立演劇ホール「AI・HALL」で行われる「劇団態変」公演『喰う』の音楽を担当して、そのリハーサルに来ています。「劇団態変」は役者全員が身体に障害を持つ、独自の身体表現で国際的に知られるパイオニア的存在です。

 とりわけ関西圏でご興味の方がおられましたらどうかお運び下さい。16日は終演後、大阪大学総長を退かれたばかりの哲学者、鷲田清一さんをお迎えしてのセッショントークなども準備されています。

 「態変」を主催する金満里さんとは一度セッションをご一緒したことがありましたが、今回は団全体の公演、シンプルな仕事をしたいと思いましたので自分でピアノを弾いています。

劇団「態変」とのリハーサル、金満里さんと。稽古場にピアノがないため、電子鍵盤を運んでのセッションも。本番は美術家・塚脇淳さんの巨大な鉄の彫刻作品が入るため、模型も使った入念な打ち合わせも

 以前「態変」の役者・小泉ゆうすけさんから、大正区のほうに渡し船があることを伺っていて、ぜひ見てみたいと言っていたのですが、先々週の読者コメントで自転車とも繋がった!ということで、身近な足としての渡し船を訪ねてみることにしました。

実際に乗ってみた「落合上渡船」

 地下鉄御堂筋線「動物園前」駅からJR「新今宮」方向に歩いてゆくと西成の工場地帯に入ります。広い自動車道路に掛かった横断歩道が全面スロープで、自転車で渡れるようになっていたのが印象的でした。

閑静な住宅地の真ん中にひっそりと立つ落合渡船場バス停。渡船場への通路は自転車通行前提のスロープになっていた

 教えてもらった道をただただまっすぐ進んでゆくと、やがて市街地に入りました。でも本当にこんなところに渡し船があるのかしらん? という風景が続きます・・・ふと、奥まったところに「落合上渡船場」というバス停が。近場に渡し場があるようにも見えなかったのですが・・・ありました! 目立たないコンクリートのスロープになっていたのです。中に入ってみると「単車乗船禁止」「じてんしゃはおりてとおりましょう」「下車願います」などなど、車両に関わる表記がやたら眼につきます。

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