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危機を直視しない「見たくないおじさん」

ピンチをチャンスにできない平時希望症候群【書き込み募集中】

  • 小林 暢子

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2011年10月31日(月)

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 佐藤治夫・老博堂コンサルティング代表と考える「残念なミドル(課長・部長など中間管理職層)」。第4回は「危機時に役立たないミドル」を取り上げる。

(構成は小林暢子=日経情報ストラテジー副編集長)

―― 前回も多くの読者に読んでいただいたのですが、後半の「部長・課長のマネジメントに関するアンケート」のサイトが手違いでクローズしていて、書き込みをしていただけませんでした。アクセスしていただいた読者の方には本当に申し訳ございませんでした。

佐藤:それはまた残念な話だねえ。

―― 再度立ち上げましたので、この記事をご高覧後、是非アンケートサイトにもお立ち寄り下さい。

 というわけで、今日のお題は「危機時に役立たないミドル」。東日本大震災では、臨機応変のマネジメントで業務継続に貢献したリーダーが株を上げた一方で、頼りにならず周囲からの評価を下げたミドルもいたようです。

 佐藤さんもITproの連載で、優秀なプロジェクトマネジャーが震災後の混乱に対応できず、意気消沈してしまった例を取り上げていらっしゃいましたね。(『優秀な人が非常時にダメになる理由』)

佐藤 治夫(さとう はるお)氏
老博堂コンサルティング 代表
1956年生まれ。79年東京工業大学理学部数学科卒業、同年野村コンピュータシステム(現野村総合研究所)入社。流通・金融などのシステム開発プロジェクトに携わる。2003年スタッフサービス・ホールディングス取締役に就任、CIO(最高情報責任者)を務める。2008年6月から現職。著書に『ダメな“システム屋”にだまされるな!』(日経BP社)など。
(写真:北山 宏一)

佐藤:今回のような大震災は100年に1度と言われているけど、これほど激甚ではなくても、「非常時」は割と頻繁に発生しているんだよね。リーマンショック以降はずっと非常時だという見方もできるし。

 非常時のリーダーは普段のルールを曲げて行動しなくてはいけないことも多いんです。いつもの情報共有のルールや報告ルートを押し曲げてでもスピードを重視するとかね。見方を変えると、非常時のリーダーは「切り捨てる」ことができる人とも言える。

 自分にとって重要なことのレーダーチャートがあるとして、普段は全てを5に近づけようとするんだけど、忙しくなったり非常時になるとそうは言っていられない。「これだけ5にしてほかはすべて1でいい」といった決断をしなくちゃいけない。ところが、順調に昇進してミドルになれた人は、バランス感覚が強みだったりするから、それができないんだね。

非常時を非常時として受け止められない

 そもそも会社になんでこんなにたくさんマネジャーがいるかというと、小さな非常時がしょっちゅう起こるから。いつも「平時」なら、IT(情報技術)だけでも仕事は回せる。非常時にどっちに進むかを意志決定するためにマネジャーが存在しているわけでしょ。

 僕はサッカーが好きなんだけど、サッカーの試合はほとんどが非常時。意味のないパス回しをしている平時も無いわけじゃないけど、常に状況に応じて攻撃を厚くしたり守備を厚くしたりと、優先順位やリスクを取る度合いを変えていく。ビジネスも全く同じなんだよね。

 ところが、非常時を非常時として受け止められない人がいるんですよ。平時希望症候群。「世の中ではいろんなことが起こるけど、それはうちには関係ありません。大したことありません」と目をつむっちゃう。ユリウス・カエサルは「人は見たいものしか見ない」と言ったけど、「見たくないおじさん」がたくさんいるんです。

コメント7件コメント/レビュー

えっとこれは前やってた草食系男子とかの焼き直しですか?BPってこの手の記事多すぎると思います。そのうち人格とか行動をパターン化して面白おかしく(?)命名してく記事の事をBP系記事って命名されちゃいますよ(笑)(2011/10/31)

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えっとこれは前やってた草食系男子とかの焼き直しですか?BPってこの手の記事多すぎると思います。そのうち人格とか行動をパターン化して面白おかしく(?)命名してく記事の事をBP系記事って命名されちゃいますよ(笑)(2011/10/31)

小生73歳元経営管理職経験者 タイトルが?危機管理意識のない中間管理職が多くなっていると思います。自分たちがその職位に在席していたころは、労使関係の極めて厳しい時期でした。常に社会情勢、国民の思考を意識し、感覚と反応を行動にあらわす気構えと行動がないと、労務時案は解決できない状態でした。現代のミドルさんたちにそのような気構えと行動力がありますか? 自分たちは戦時・戦後に活きた先輩たちが教育指導して下さった経緯がありますが、その後甘やかしの学校・社会での指導が蔓延?してきて、3Kを意識し強調・逃避する世代が育ったからではないかと思います。政治家から末端の会社の管理職に至るまで「自分は人のために頑張る義務がある」と考えることをしていないと思います。TPP時案にしても普天間問題にしても指導者層の自己営利意識が災いしてるように感じているがいかがでしょうか?(2011/10/31)

この意見の記述時点で、記事の数値の桁を間違えているだろう。「100年に1度」 とあるが、日本人の平均寿命が約八十年。親子の世代のどちらかが経験することになる。が、約二十五年前に死んだ私の祖父と祖母、平均九十歳から 2011. 3.11 マグニチュード 9 ほどの地震の話を聞いたことがない。1854 の東海地震でも、マグニチュード 8.4 と推定されている。1923. 9. 1 の関東南部地震でも、マグニチュード 7.9 に過ぎない。もっとも重要な数値を誤って書いたところからして、危機を理解できていないのは、この著者ではないのか。(2011/10/31)

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