「企業と顧客を結ぶソーシャルメディア」

「来年流行するソーシャルメディアなど何でもいい」と言えるワケ

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2011年12月12日(月)

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 東日本大震災やタイの洪水など、非常に残念な形で私たちの記憶に残る年になるであろう2011年もいよいよ残りわずかとなってきました。

 私が携わっている「ソーシャルメディアを活用したマーケティング」でも、今年はFacebookページを開設する企業が急増し、震災を通じてマイクロブログサービス「Twitter」が政府や官公庁において情報配信インフラとして使われるようになりました。1年前とはかなり環境が変わった印象があります。

来年注目のサービスは何ですか?

 この時期、よく聞かれるのが、「来年注目のサービスは何ですか?」や「来年どんなソーシャルメディアがくると思いますか?」という来年の「テーマ」に関する質問です。様々な雑誌でもこうした翌年のトレンド特集を組む時期ですから。

 過去、日本のインターネット広告業界、特にソーシャルメディア分野においては、毎年のように注目サービスが年変わりで推移してきた歴史があります。

2005年: 企業によるブログの開設ブーム
2006年: 大手SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のミクシィが上場し、mixiの企業コミュニティに注目集まる
2007年: 3次元仮想空間サービス「セカンドライフ」を使ったマーケティングがバブルに
2008年: 動画投稿共有サイト「YouTube」のバイラルビデオブーム
2010年: Twitterに注目集まる
2011年: 世界最大のSNS「Facebook」に注目集まる

 ざっと振り返るとこんな歴史になります。

 実際、ユーキャンの新語・流行語大賞を振り返るとこんな感じです。

2005年: トップテンに「ブログ」がランクイン
2006年: トップテンに「ミクシィ」がランクイン
2010年: トップテンにツイッターを象徴する「なう」がランクイン

 このようにインターネット広告業界の注目する対象が、流行語とシンクロしていることが良く分かります。

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著者プロフィール

徳力 基彦(とくりき・もとひこ)
アジャイルメディア・ネットワーク 代表取締役社長

徳力基彦  NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2006年からは、ブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画し、2007年7月に取締役に就任。ネットマーケティングやネットの最新動向に関する複数の執筆・講演活動も行っている。
 個人でも「tokuriki.com」や「ワークスタイル・メモ」等の複数のブログを運営するなど、幅広い活動を行っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、「アルファブロガー」等がある。



このコラムについて

企業と顧客を結ぶソーシャルメディア

 インターネットの普及や技術の進化により、企業と消費者の関係は大きく変化しようとしています。検索技術やモバイル、動画など、めざましい技術の進化に目をうばわれがちな一方で、着実に存在感を増しているのが利用者の会話やクチコミです。インターネットを通じたマーケティングで本当に重要なのは、利用者の会話に耳を傾け、会話に参加し、一緒に考えていくことではないでしょうか?
 このコラムでは、ソーシャルメディアを通じて企業と顧客がどのように会話をしていけばよいのか。ソーシャルメディアの持つ可能性や企業の活用方法について探っていきたいと思います。

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