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もう“第二のダルビッシュ”は見られなくなる?

MLBが推進する国際ドラフト構想のインパクト(上)

2011年12月28日(水)

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 今年のオフも日本球界から米メジャーリーグ(MLB)への人材流出が止まりません。

 ポスティング制度を通じて、現在日本球界最高の投手の一人とも言われる北海道日本ハムファイターズのダルビッシュ有選手の独占交渉権を、テキサス・レンジャーズが松坂選手を上回る5170万ドル(約40億円)もの史上最高額の入札金で獲得したというニュースは先週、日本中を駆け巡りました。埼玉西武ライオンズの中島裕之内野手や東京ヤクルトスワローズの青木宣親外野手も同制度を利用してのメジャー移籍を目指し、中島選手の交渉権はニューヨーク・ヤンキースが、青木選手はミルウォーキー・ブリュワーズが取得しました。

 また、フリーエージェント権を行使してMLB球団との交渉を進めていた福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手がバルチモア・オリオールズ入りを決めたほか、同じくホークスの川崎宗則内野手や、昨年ポスティングシステムを利用したものの日本球界に残留した東北楽天ゴールデンイーグルスの岩隈久志投手も、FA選手としてMLB移籍を目指していると言われています。

 今や、日本球界で一定の成功を収めたトップ選手が更なる飛躍を求めてMLBに挑戦する姿は、オフシーズンの見慣れた光景になりました。しかし、こうした日本人のMLB移籍に大きな影響を与える可能性のある動きが、現在米球界の水面下で静かに起こっています。“国際ドラフト構想”です。

 MLBでは先月末に新たな労使協定が締結されましたが、その決定に従い今月15日に、国際ドラフト導入を検討する「国際タレント委員会」が設置されました。国際ドラフトとは、MLB球団に入団する全ての海外選手をドラフト制度で指名するというもので、仮に例外なくこれが実施されると日本人選手も今のように比較的自由にMLB球団に移籍することができなくなります。

 今回のコラムでは、国際ドラフト構想が生まれた背景や新労使協定に盛り込まれた布石とも言える変更点、それが日本球界に及ぼす影響などについて考えてみようと思います。

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「もう“第二のダルビッシュ”は見られなくなる?」の著者

鈴木 友也

鈴木 友也(すずき・ともや)

トランスインサイト代表

ニューヨークに拠点を置くスポーツマーケティング会社、「トランスインサイト」代表。一橋大学法学部卒、アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)出身。スポーツ経営学修士。中央大学非常勤講師

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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