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“通貨”を発行する自動車教習所

譲る心を伝えて全国上位の集客数~Mランド益田

2011年12月27日(火)

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 いわゆる自動車教習所には読者の多くがお世話になったことだろう。自動車の普及と人口の増加に伴い、自動車教習所はこれまで増加の一途を辿ってきた。どこに行っても、教習所のバスが走り、若い生徒を送迎する光景はありふれていた。

 これまで紹介してきた様々なサービス産業が直面している人口減少という問題に、自動車教習所も直面している。現在、自動車運転免許を取得する年齢層は一般的に20歳前後であり、高齢化以上に早く進んでいる若年人口の減少の影響をまともに受けている。特に地方では過疎化が進み、人口流出も激しい。それだけでなく、そもそも自動車を運転しないという若年層も増え始めている。

 警察庁運転免許統計によると、新規の運転免許交付件数だけでなく、自動車教習所数も減少し続けている。教習所あたりの交付件数が減少し続けているということは、教習所の減少より速いスピードで交付件数が減り続けているということである。つまり、自動車教習所の過当競争が年々進行し、生徒の奪い合いがどこでも起こり始め、低価格競争も過熱しているということだ。

 こうした厳しい経営環境の中にある業界の中から、今回は、島根県益田市にある自動車教習所「Mランド益田」の逆転思考のサービス経営を紹介する。

全国から集客

 Mランド益田は株式会社コガワ計画(益田ドライビングスクール(MDS))が運営している。現会長の小河二郎氏によって島根県益田市に設立された。20万平方メートルという広大な敷地で70~80台の教習車が常時稼働している。教習は普通車だけでなく、自動二輪、大型車両、大型特殊車両、牽引車、大型二種、普通二種もカバーしており、普通車120台、二輪30台など、約180台の教習車両を保有している。

Mランド益田の教習コース

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「“通貨”を発行する自動車教習所」の著者

内藤 耕

内藤 耕(ないとう・こう)

サービス産業革新推進機構代表理事

世界銀行グループ、独立行政法人産業技術総合研究所サービス工学研究センターを経て現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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