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日本の政治家、経済人の“話しベタ”を治す一石二鳥の方法

~カリスマ通訳・関谷英里子さんに学ぶ~

2012年2月15日(水)

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 日本の政治家や経済界のトップの方たちの話し方やコミュニケーションのとり方を見ていて、はたと気づきました。日本人は、英語が下手なのではなく、日本語も下手なのだと。つまり、相手の心を動かすような話し方、言葉の使い方をしていないと。これでは、ただ大きな声で話しても効果が期待できないのは仕方ないでしょうね。

 では、どうすれば人を動かすような言葉使いができるか。その答えは、英会話にありました。まずは、英単語の使い方を覚える。逆のアプローチです。それどころか、一石二鳥かもしれません。

 そのやり方のヒントを教えてくれたのが、通訳・翻訳家の関谷英里子さん。ちょっとした知り合いですが、アル・ゴア元アメリカ副大統領、ダライ・ラマ14世、リチャード・ブランソン氏などが来日したときの通訳者として活躍した方です(関連記事)。

関谷さんの教え方で、特に共感したのは・・・

 関谷さんの教え方で、私が特に共感したのは、エモーショナルな言葉の使い方。まさに、相手の感情を動かすことによって、相手の同意を得たり、相手の行動を促したりするコミュニケーションの方法です。

 例えば、外国人に日本の印象を聞く時。多くの人は、多分こう言うでしょう。“What do you think of Japan?” 外国人からすると、これでは何を答えればいいかが分からないそうです。

 相手に丸投げする聞き方は、聞きたい趣旨が分からない無責任質問。ビジネスの世界でもありそうですね。この新製品はどうですか?などと曖昧さが身についた日本人は、なぜだか、こうなってしまうのです。

 “Let me know your opinion about Japanese tenderness to others.”

 もし、あなたが日本人のやさしさについて聞いてみたいという意志があるのなら、こういう具体的な話し方のほうが、外国人には答えやすいでしょうし、そこから会話が発展することも大いにあると思います。

 「観念 vs. 具体」とでも言いましょうか。日本人同士ならそれでも会話は成立しますが、外国人との場合は、よりSpecificな言葉使いがコミュニケーションを豊かにするようです。

 日頃から、日本人同士でも具体的な言葉を使って話す習慣ができていれば、英語の場合でもさほど難しくはなくなるということです。曖昧な言葉使いをしたために、お互いの認識のズレが生じたということはビジネスの場では日常茶飯事ですから、この解消にも役立つかもしれません。

日本人の大好きな“I will do my best.”では伝わらない

 それから、日本人の大好きな“I will do my best.”

 一生懸命やることは、日本人の美徳。しかし、これだけでは外国人は許してくれません。で、どうなるんだ、結果は?ときますから。

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「日本の政治家、経済人の“話しベタ”を治す一石二鳥の方法」の著者

関橋 英作

関橋 英作(せきはし・えいさく)

マーケッター

外資系広告代理店JWTでコピーライターから副社長までを歴任。ハーゲンダッツ、キットカット、デビアス・ダイヤモンド、NOVA英会話学校など、数多くのブランドを担当、成功に導く。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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