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「上司が無能」ではなく「自分が無能」

若手と中堅には「社長を含めた上司の使い方」を考えさせる

  • 津川 雅良

バックナンバー

2012年2月13日(月)

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 私は電機メーカーと電設資材問屋を渡り歩いたのち、なぜかコンピューター販売会社に出向してプログラマとシステムズエンジニア(SE)を経験し、その後は零細の電設資材問屋に戻って社長業を営んでいます。

 電設資材問屋に戻った辺りから「社長不要の会社」ということを考え、社長になってから色々な取り組みを進めてきました。これまでの経験や成功、失敗をお伝えしてきた本連載も16回目になります。

 今回は私の基本姿勢について書いてみます。これまでの連載でも時折触れてきたことです。

 説教めいた話になりますが、人は一人では生きていけません。また人は死ぬまで完成しませんから、常に考え、学び、実行し、成長しなければなりません。

 したがって、常に何らかの相手がいます。生きていくための相手、仕事をする相手、勉強する相手です。教えてもらうこともあれば、教えることもある。

 教えたり教られたりする際に人を介すとは必ずしも限りません。人の行いを観察し、理解を深めることもできます。多くのことに関心を持ち、試して失敗し、繰り返さないために工夫し続ける姿勢が大切と思ってやってきました。

 こういうことも含めて、今まで「教わったこと」をお伝えします。

「覚える」と「考える」は違う

 私の最初の記憶は、母親に連れられて行った、ある百貨店の宝探しゲームです。母はせっかちな性分で、ゲーム開始時刻の前に会場に入ってしまいました。係員が設営の真っ最中で、会場のあちこちに宝を隠すのに懸命でした。

 その後、学校に行くようになり、学校の勉強は宝探しゲームのようだと感じました。成績が悪いとき、「教師が隠しておいた正解を早く見つけた人は勉強ができると評価される。それだけのことだ」などと言ったりしました。

 学ぶといったとき、「覚える」と「考える」の二つの要素があります。覚える方に重点を置くと考える力が欠乏します。

 仕事で困難にぶつかったとき、「覚える」人はできない理由を探し出して唱えます。それより、どうしたら実現できるかを「考える」方が得策です。

40年前に聞いた座右の銘

 「万物、自然科学には勝てない」。

 この言葉は連載第1回目(「社長がいつ死んでも困らない会社に」)で紹介しました。40年ほど前、高校時代に生物の教師から聞いたこの言葉が、私の考え方を左右しています。

 作用には反作用、長所には短所、損には得など、すべての事象は相反する要素が支えあっており、一方だけを見て結論を出してはならない。自然科学は発見学だから、一つの学問に偏らず貪欲に学べ。

 こう教わったのです。

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