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「会社をつなぐのは我々だ」、前例なき道を歩みだす

  • 津川 雅良

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2012年2月20日(月)

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 「副題を『会社つなぎ奮戦記』に変えますね」と本欄の編集者から連絡がありました。『今こそ「つなぐ化」』というテーマ特集を始めるので、これに合わせたいとのことでした。

 「会社つなぎ」とはEDI(電子データ交換)を指します。私は電設資材(電材)卸業を経営するかたわら、業界団体である全日本電設資材卸業協同組合連合会(全日電材連)で我々、販売代理店とメーカーの間をつなぐ一元的なEDIの推進に取り組んでいます。

 電材に限りませんが、メーカー、販売代理店、工事会社の3者間で、見積依頼、注文、請求、決済といった事務処理が発生すると、帳票をやり取りします。コンピューターネットワークで3者間を結び、事務処理にかかわるデータをうまく交換できれば、手間が減ります。

 「奮戦記」かどうかはさておき、10年以上EDIプロジェクトにかかわってきましたから、相当な時間を費やしてきたのは確かです。

 EDIプロジェクトは今も進行中です。連載の中で「ついに成功した」とお伝えしたいところですが、正直に書くと、どうなるかまだ分かりません。

EDI問題はすべての企業の問題

 今回から読む方のために『目指せ「社長不要の会社」』という本連載の題名とEDIプロジェクトの関係を書きます。

 当社は北海道の零細問屋です。社長を引き継いだ時、「社長がいつ死んでも困らない会社にしないといけない」と決め、就任以来、様々なことに取り組んできました。その一つがコンピューター利活用です。

 私の取り組みに何らかの特徴があるとすれば、若い頃、コンピューター販売会社でプログラマーとSE(システムズエンジニア)を経験したことが影響しているのかもしれません。本連載の副題はこれまで「田舎の問屋社長は元SE」でした。

 連載第1回目の「社長がいつ死んでも困らない会社に」に弊社をとりまく課題を以下のように整理しました。

  1. [1]
  2. 組織(好景気時の採用が困難、組織の構造がいびつ、中間層が薄く上司と部下の年齢が離れている)
  3. [2]
  4. 売買(得意先ごとの売上高が限られる、売り手と買い手から専用伝票や専用端末の処理を求められる)
  5. [3]
  6. 業務(役割分担が不明確、全体を知る人がいない)
  7. [4]
  8. ビジネスモデル(製品アイテムが数多く管理の手間と知識が必要、下請けのまま)
  9. [5]
  10. IT化(業界の企業数が少なくIT企業が興味を持たない、手処理を一掃できない)
  11. [6]
  12. EDI(独自のEDIが複数存在、いずれも一方通行で情報交換や再利用ができない)

 社長不要の会社を実現するには[1]から[5]の課題を解かなくてはならず、[6]のEDIに解決のカギがあるとにらんでいます。EDIが実現すれば、売買や業務の負荷を軽減できるはずだからです。

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