• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

原発至近に出現した淡水湖の正体

あれから1年、正しく怖がる放射能【番外編1】

2012年4月13日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 今回は、ちょっと話題の本題から横道にそれて、福島第一原発至近の写真から話を始めてみましょう。アスファルトの道路が水の中に向かって延びています。ガードレールは水没していないので、元来は道がずっと続いていたのがわかります。

 道の行き先は海岸、太平洋側に通じています。こんな風景になってしまった最大の原因は地震による地盤沈下でしょう。道路が沈んでしまった。しかし左右の水は何なのでしょうか?

出現した淡水湖の正体

地盤沈下で水没した農路

 同じ場所を別の角度から見たのが次の写真です。


湖を横断するように道路が走る

 左右に水面が広がっていますが、もし元から湖だったら、橋のように欄干がついていたはずです。中央の道路・・・私たちはここを走っていったわけですが・・・にはそんなものはついていない。もともと単なる道に過ぎなかった、ということは左右は元は湖などではなかった。では何だったのか・・・? 2番目の写真、手前右側に正解へのヒントがあります。これは・・・実はポンプの施設です。

 このあたりは、川の水が溜まりやすい海辺の田んぼだったのです。元来が海抜ゼロメートルに近いので水はけは良くない。でも逆にいえば干からびることも無い。そんな海辺の田んぼの水量をコントロールするべく、以前は電動でポンプが稼働していた。

 それが、今回の地震で地盤全体が沈下すると同時に、ポンプの稼働も停止したことで、このような淡水湖が出現した、というのが真相と思われます。

コメント0

「伊東 乾の「常識の源流探訪」」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

トランプ政権のここまでの動きはスロー。

ジョセフ・ナイ 米ハーバード大学特別功労教授