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恫喝上司とメール部下、悪いのはどっち?

『残念な人の思考法』の山崎将志氏が斬る その3

  • 小林 暢子

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2012年4月18日(水)

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 「残念なミドル」について読者から寄せられた意見をベストセラー『残念な人の思考法』(日本経済新聞出版社)の著者、山崎将志氏が解説する連載。最終回は上司の「視野」を考える。

読者が挙げる残念な上司 その6
■課長、部長と昇進していくにつれ、視野がセクショナリズムになる人が多い。「成果主義」をうたい始めて特にひどくなった。全体最適が考えられない管理職が増え、企業の成長を止めている。
[類似パターン]
■縦割り意識が強すぎる。トラブルが起きても「私の管轄ではないですから」と知らん顔。

山崎:これはある種仕方がない。雑誌の編集長が出版界全体を見て「うちの雑誌はいらないな。廃刊しよう」という判断はできないでしょう。「部数から見て、こんなにスタッフいらないから外に出そう」と自分で決断するのも無理。あらゆる組織は拡大を目的にしているわけで、収益性という観点でそれにストップをかけられる人はなかなかいません。ドラッカーならできるのかもしれませんが。

 セクショナリズムがいかんと言うなら、セクションはいらないということになる。誰かが引導を渡さなければ、部をなくすとか統合するという判断はできません。

 かつてある大手企業で、新規ビジネスをABCランクに分け、Cは撤収するというルールを決めていたところがありましたが、事業部長はそうした方針が出て実は安心したとか。内心では「やめる」というお墨付きをもらって次の新しいことをしたいと思ってる。でも,
 リーダーがそれを言い出すわけにはいかないですからね。

セクショナリズムは“余裕”の表れ

アジルパートナーズの山崎将志パートナー

 でもセクショナリズムがあるような企業はまだ“余裕”があるんですよ。とある好業績のチェーンストアでは、チラシ担当部署のスタッフが5人しかいない。人数を増やすと不要なことしかしないから、極端に少なくして無駄をなくすんだと。これはトップの見識です。

 セクショナリズムが強いという会社では、部門の収益性と賞与を連動させるといいかもしれませんね。そしたらボスはどんどん部下の人数を減らすようになるんじゃないでしょうか。

──類似パターンの「私の管轄ではない」と言う上司についてはどうでしょう。

山崎:言い方の問題でしょうね。「管轄している部署の人を呼んできて、一緒に話し合おうか」と言えばいい。言ってることは同じでも、こう言えばいい上司になるんです。

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