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「復興の狼煙」は人のココロをリレーするマーケティング

2012年5月8日(火)

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震災復興とマーケティングを結びつけるなどは、ふとどき者。そういうお叱りの声を受け止めながら書かせていただきます。 震災から約1カ月後。ツイッターで拾った、そのつぶやきは衝撃的であり、感動的でした。いまでも、ハッキリと記憶しています。

 それこそが、いまでは知る人も多い「復興の狼煙」ポスター。とてつもない瓦礫の前に立った男ふたり。その声は「前よりいい町にしてやる。」

日本中が茫然自失の時、そんな言葉が吐ける東北人がいるとは信じられない思いと共に、人間の強さを見たような気になりました。 その後は、みなさんもご存知のように、昨年4月15日にはサイトがアップされ、1日にして6万アクセス。日本中に狼煙が上がることになったのです。

 この仕掛け人、盛岡在住の佐々木昌彦さんはこの1年、ひどく悩んでいたそうです。“ポスターを作って少し話題になったら、いくつか取材を頼まれることもありました。でも、亡くなった同級生のお母さんの気持ちを考えると、自分が前に出るなんてとんでもない”とできるだけ姿を現さないようにしていたそうです。

 その佐々木さんのお話は、訥々としているけれどこの1年の深さを感じさせてくれるものでした。

東北の人ってすごいなと

 “この1年、すごく苦しいときもありました。こんなことやっていて役に立つのかなと。それでも被災地のたくさんの人に会ううちに気持ちが変わってきたんです。それは、被災した人たちが復興に取り組む姿。気の遠くなる作業と見えない明日を知りながらも、ひるむことなく辞めることもなく、前を向いて作業をしているんです。素直にカッコイイと思いました。東北の人ってすごいなと。”

最後の言葉にすべてが現れているようでした。 以前は、何かしなければという自分へのプレッシャー。高校の時通っていた釜石の同級生が亡くなったのですから、無理はありません。

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「「復興の狼煙」は人のココロをリレーするマーケティング」の著者

関橋 英作

関橋 英作(せきはし・えいさく)

マーケッター

外資系広告代理店JWTでコピーライターから副社長までを歴任。ハーゲンダッツ、キットカット、デビアス・ダイヤモンド、NOVA英会話学校など、数多くのブランドを担当、成功に導く。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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