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伝統芸能を習うと世界でモテます

2012年6月27日(水)

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 ずばり、伝統芸能はグローバルにならざるを得ない現代日本人の必修科目。英語を習うと同時にしなければならないことの1つなのです。伝統芸能は、単なる昔の歌舞音曲という認識を捨てましょう。そこには日本人のあるべき姿、価値観が綿々といまも横たわっている。ビジネスマンだからと言って、眼中になかったとしたら失態です。

 グローバルに立ち向かう際、日本人の弱点は「海外の眼を異常なほどに気にする」こと。コンプレックスなのか自信がないのか。

 「アメリカがくしゃみをすれば日本が風邪を引く」という40数年前のことがいまだに存在。消費税でもTPPでも、すぐに「海外では・・・」という言い訳をする。原発対応の酷さで海外メディアから酷評されると見えないように蓋をする。

 一方で、日本人スポーツ選手や音楽家が活躍すると小躍りする。どこの国でもそうでしょうが、日本の場合、極端すぎるきらいがあります。

 また、日本人論に関する書籍のなんと多いことか。みなさんも2~3冊は読んだことがあるでしょう。それに加えて、日本人は海外からどう見られているか、という記事も。ハッキリ言って、こんな国はほかにはほとんど存在しません。そこには、グローバルからの孤立感や、日本はなんだか特殊らしいという漠とした危機感があるのではないでしょうか。

俺たちは変な民族?

 つまり、俺たちは変な民族?

 これは、黒船来港以来の、明治政府の欧米模倣主義や、戦後のアメリカ追随に端を発していると思われがちですが、実はこの性向、既に奈良・平安時代には見え隠れしているのです。

 ボストン美術館展でご覧になった方もいると思います。「吉備大臣入唐絵巻」。平安時代、遣唐使で中国に渡った吉備の大臣はすぐに幽閉されたのですが、中国政府から出される難題に対し、空を飛んだりして次々と解き、彼らを驚かせる。そして、解放されるという英雄譚ですが、何やらうさん臭い。これも、海外の眼を気にするコンプレックスの一例と言えるでしょう。

 やることが、おおげさですね(関連記事)。

 こちらは、ユニークな民族を裏付けるたしかな証拠。日本列島は、なんと世界で最もたくさんのDNAの型が残っている場所だったのです。意外ですが、DNA学者、崎谷満さんの研究結果。

 日本は、どうやら北方、大陸、南方から渡ってきた移民が混じり合ってつくられた民族らしい。縄文時代は気温が高く、実りも豊富だったので多くの人を受け入れたのでしょう。とすれば、海外からのものを素直に受け入れるのは、DNAに刻まれた性。それが歴史的な変遷を経て、海外の眼を気にするというコンプレックスに変わっただけのこと。

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「伝統芸能を習うと世界でモテます」の著者

関橋 英作

関橋 英作(せきはし・えいさく)

マーケッター

外資系広告代理店JWTでコピーライターから副社長までを歴任。ハーゲンダッツ、キットカット、デビアス・ダイヤモンド、NOVA英会話学校など、数多くのブランドを担当、成功に導く。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師