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「悪口ホットライン?」 部下の命綱が“逆パワハラ”と化す皮相

上司と部下の両方を救済する真のコミュニケーションとは

2012年7月3日(火)

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 今週よりこれまでの木曜日から火曜日にお引っ越ししました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 また、こちらも前回にお知らせしましたが、本連載から読者の皆様にお願いした投票で上位に入った13編のコラムを加筆してまとめた新刊『上司と部下の「最終決戦」 勝ち残るミドルの“鉄則”』が発売になりました。書店に並んでいるのを見かけられたら、ぜひ手に取ってご覧いただければ幸いです。こちらからもどうぞ。


* * *

 「正直なところ、部下とのコミュニケーションが面倒くさくなっている中間管理職って、結構多いんじゃないですかね」

 こう漏らすのはメーカーで課長を務める40代の男性である。

 なぜ部下とのコミュニケーションが面倒になっているのか。いろいろと原因はあるはずだが、この男性が挙げたのは、「コンプライアンスホットライン」、あるいは「告発ホットライン」と呼ばれるツールだった――。

 パワーハラスメントやセクシャルハラスメント、あるいは不正行為。そういった問題にいち早く対処するために作られたホットラインのことをこう称するらしい。ところが、そのホットラインが、上司に対する“悪口ホットライン”と化しているのだという。

問題に対処するホットラインが生み出した新たな問題

 「トップがパワハラとかセクハラに、過剰な反応を示すようになっているんです。だから、部下から情報が上がってくると、真実がどうであれそれだけでパワハラ扱いされてしまうことがある。だから怖くて、下手に部下とコミュニケーションを取りたくないんです」

 問題に対処するためのホットラインが、「上司たちを委縮させる」という新たな問題を生み出した。社内の風通しが良くなるどころか、入り始めた風を止めたがる上司が増えてしまったというわけだ。

 そこで今回は、「下から上がってきた問題にどう処理すべきか?」という問題から、上司と部下の関係について考えてみようと思う。

コメント37件コメント/レビュー

セクハラにしろパワハラにしろ、今まで表立って言われなかった(言えなかった)のがようやく表面化しただけで、今どきの若者がどうとかは関係ないと思いますけどね。勿論中にはハラスメントでないケースもあるでしょうけど。(2012/07/04)

「河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学」のバックナンバー

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「「悪口ホットライン?」 部下の命綱が“逆パワハラ”と化す皮相」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

セクハラにしろパワハラにしろ、今まで表立って言われなかった(言えなかった)のがようやく表面化しただけで、今どきの若者がどうとかは関係ないと思いますけどね。勿論中にはハラスメントでないケースもあるでしょうけど。(2012/07/04)

昔はもっと厳しかったんだ!とか、ゆとり教育の弊害!とか、要は強者の論理を振りかざす人(=気づきの無い人)が一定以上残っているうちは、この問題は解決できないのかもしれませんね。また、こういった問題を日本特有の話と考えらている人には、サットン著の「あなたの職場のイヤな奴」を一読することをお勧めしたい。私はその本を読んで、こういった問題が日本特有の話じゃなく、ひょっとすると、強者のハラスメントという意味では米国の方がヒドイのかもしれないことを知り驚きました。常々思っているのは「○○ハラスメント」対応の話が、結局は「訴えられないための」対応になっていることに問題を感じます。「○○ハラスメント」の定義を云々して、そこまではOK,そこから先はNGみたいな話になることがその典型のように思いますね。(2012/07/04)

解決策が挨拶、とのことですが、うちのパワハラ上司は「うちの組織のコミュニケーションがよくない」と上から指摘されてから、「とりあえず挨拶してるぞ、俺は」といわんばかりに挨拶をしています。部下も、それに反応しなくては、と義務的です。形としては挨拶がある組織なのでしょうが、実態は伴っていません。挨拶に限らず、同僚・部下、あるいは家族とのコミュニケーションにおける根本思想を正さないことには何にも解決しないと思います。そもそも、コミュニケーションに関する学習なんて受けてきていないですから、そうなるのは当たり前なのかもしれません。(2012/07/04)

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