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「ねぶた」だけじゃない。八戸の「三社大祭り」はホントに凄い

この祭りを支える仕組みについて日本人をいま見習うべき

2012年7月26日(木)

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 もうすぐ東北の夏祭り。見るだけでも夏の夜の興奮ですね。しかし、その華やかさ、熱気の裏に隠れている、裏の祭り。それこそが祭りの意義であることを知ることができました。

 それは、祭りこそが「日本人教育」の原点であるということです。

「ねぶた祭り」に隠れた「迫力あるお祭り」

 8月の頭から、ねぶた祭、秋田竿頭、仙台七夕と大きな祭りが目白押し。その中に、ねぶた祭の陰に隠れた祭りがあります。

 それが、青森県八戸市の「三社大祭」。290年もの歴史をもつ伝統のお祭りで、豪華絢爛な歴史絵巻の山車が27台も練り歩く、勇壮なもの。たまたま、三社大祭をついでに見た観光客のほとんどが、呆気にとられるほどの迫力に、ほかの祭りがぶっ飛んでしまった、というほどです。

画像をクリックするとサイトへジャンプします

 その三社大祭の中核をなすのが、何といっても27台の山車。その山車は、スーパー歌舞伎ならぬスーパー山車。運行の途中で、ここが見せ場とばかりに、山車の舞台や人形がせり出す、せり上がる。ライティングが変化する、スモークが吹き上がる。まさに、機械仕掛けの路上のスペクタクルなのです。みなさん、知らなかったことでしょう。

 このダイナミックな山車。なんと毎年新しく作りかえるのです。何とももったいない話ですが、それが、三社大祭の凄い伝統。本当に毎年驚かされてしまいますが、それを製作しているのが、ズブの素人の市民たち。取材をしていて驚愕のことばかりでしたが、それが、この祭りの核心だったのです。

 その中でも、120年間、ずっと継承されてきたのが、鍛冶町の山車。その歴史ある山車の製作者である下崎雅之さんにお話を伺うことができました。

「祭りの本当の姿は裏にある」

 最も印象に残った言葉は、「祭りの本当の姿は裏にある」。
 華やかな山車運行の裏側にかくれた、目に見えない人たちこそ、祭りそのものであると。
 下崎さんは、お父さんも息子も山車づくりに関わる山車ファミリー。ご本人は、もう30年も山車に打ち込む人生を送ってきました。

 それだけに、三社大祭の山車という伝統を守り継承していく使命感は並大抵のものではありません。お話しする様子は、真剣そのものですが、どこか楽しいことに関わっている喜びがこぼれてきます。聞いている私も、ウキウキしてくるような空気感でした。

 下崎さんは、鍛冶町山車組のボスですが、あくまでも自分の役目に徹している感じです。
 まずは、正月明けに一杯飲みながらのブレスト。今年の山車のモチーフを仲間と話し合うのです。

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「「ねぶた」だけじゃない。八戸の「三社大祭り」はホントに凄い」の著者

関橋 英作

関橋 英作(せきはし・えいさく)

マーケッター

外資系広告代理店JWTでコピーライターから副社長までを歴任。ハーゲンダッツ、キットカット、デビアス・ダイヤモンド、NOVA英会話学校など、数多くのブランドを担当、成功に導く。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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