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「どんな大きな挑戦でも、諦めなかったら誰でも成功するんだ」

第17回・日本ゴール編

  • 大角 理佳

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2012年8月22日(水)

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 ガリバーインターナショナル会長の羽鳥兼市氏たちガリバーチームは無事、北京のゴール地点にたどり着いた。大きな花束を受け取り、胴上げをされ、華やかなセレモニーが開かれた。

 しかし数日後、今度は日本を走る3人の姿があった。北京から空路新千歳に。中国で一足早く日本に渡ったサポート用のキャンピングカー「ガリバー号」も化粧直しを終えて、再びチームと合流していた。

 この挑戦の最終フィニッシュ地点は東京、丸の内の東京国際フォーラムである。連日猛暑が伝えられる日本で、残り700キロメートルあまりを走ることになっていた。

 1年ぶりに帰ってきた羽鳥氏たちは、日本の良さをしみじみと味わっていた。羽鳥氏とともに全行程を走ってきた、ガリバー執行役員の須釜武伸氏は言う。

「日本でのランは申し訳ないですけど、ジョギングしてる感じです。それにしても日本ってすごい国ですね。日本人はもっと自信を持っていいと思う。道路もキレイだし、挨拶もしてくれる。自分たちのガリバー号が通るときには、待っていてくれるんですよ。あるいはバックして進路を通してくれるんですね。ほかの国なんてまったく逆で、こちらめがけて突っ込んできますからね。また応援してくれる人の言葉もうれしいですね。『テレビで見たよ』とか、『北京のゴールシーンみました、がんばってください』とか。みなさん絶賛してくださる声を走っていてお聞きしました」

部活動中の中学生も、3人に駆け寄って大声で応援

 チーム全員が無事、日本に戻って来れた。このことは、チームに関わる者すべてにとって、何にも代え難い安心感をもたらしていた。おなかを壊すことを心配をする必要のない、安全でおいしい水と食事の影響で、ランナーの体重も一気に回復していった。

「スタート時には72キロだった体重が、この1年で57キロにまで痩せました。ところが日本に来たらおいしいものばっかりで5キロ太りましたよ」と、羽鳥氏。3男の羽鳥彰人氏と須釜氏も自分自身の体重が重くなり、走りにも影響していることを実感するそうだ。

伝えることは、挑戦する自分たちに課せられた使命

 ルート上にガリバーの支店があるときには立ち寄ることに決めていた。自分の会社の会長が、「パリから走って来たよ」と言ってランニング姿で登場することは、地方で働く若い社員にとって、十分すぎるほどインパクトのある出来事だったのではないだろうか。

 休憩をして、軽く話をして出発する予定だったが、目を輝かせて質問するスタッフを前にすると、羽鳥氏の話にも熱が入ってしまう。気がつくと1時間以上経ってしまうこともしばしばだった。

「目標を定めたらそれに100%あたれるようにいろいろなものを捨てないとダメなんだ。あれもやりたい、これもやりたいじゃその目標は達成できないよ。毎日のコツコツが大事なんだ」

「自分たちは特別な人間じゃない。朝起きると走りたくないし、毎日つらい。みんなと変わらない。大事なのは、目標をもって覚悟を決めて、やったか、やらなかったかだ」

「これをやったら恥ずかしいと思ってるようじゃ、まだまだ本気じゃない証拠だ」

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