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まともに相手にしてはいけない中国の主張

歴史に学んで変化の風を読む(2)

2012年10月3日(水)

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 報道を目にして、これじゃダメだなぁ、いかんなぁ、と思うことがあります。

 尖閣諸島を巡っての日本と中国、おのおの政府関係者の「舌戦」とりわけ日本側のそれに、思うことが多いですね。

 先に結論を言ってしまうなら、相手にしちゃだめな種類の話で、本当は中国サイドでも、かつての日中国交正常化の折の周恩来のように、わかっている人はわかっているレベルの内容があるはずです。

 が、よく言えば生真面目、悪く言えば、ケンカの仕方を知らない学級委員のマジメ君のごとく、半グレ不良がつけてくるイチャモンに、いちいち丁寧に答えているような印象が強い。

 そんなの、相手にしてもラチがあかないし、むしろ事情を良く知らない第三者が、ヘタに相手になってやっていることで、同列のレベルと誤解されるほうが、遥かにマイナスが多いと思うのです。

常套手段としてのいちゃもん

 長い人類の歴史を振り返るなら、ありとあらゆる時代、ありとあらゆる国家が隣国と侵略・征服を巡る緊張関係を持ち続けてきました。

 そこではまた、おきまりのようにして、事実無根のいちゃもんの応酬が繰り返されてきた。とくにその一つ一つに目くじらを立てたり、一つ一つの言葉尻を捉えてうそつきだ、なんちゃら国家だ(たとえば「ならずもの国家」とか)などというようなお話ではなく、ごくごく普通にあることだと思うのが、大人の分別でしょう。

 例えばどこかの町で建設土木の工事を始めたとしましょう。これにともなって騒音がうるさい、とクレームをつけにくる人がいて不思議ではない。またその中には、地元住民と称して、実際は住民でもない人が営利目的で文句を言ってくる、クレーマーだって混ざっていないとは限らない。

 こういうとき、あいての見定めが大事だと思うのです。

 本当に工事が騒音を発生しており、それで近隣住民がシビアな被害を受けているのなら・・・適切に対策をとる必要があるでしょう。

 ぎゃくに、そうではなく、工事がある、とみると「近くの者だけれど・・・」などと言ってやってきて(よくよく話すと「近くのものの代理だけど・・・」だったりもしたりするようですが)、音がうるさい、振動で眠れないetc、実情とかけ離れた内容で、いきなり金品を要求するようなケースだって、実はないわけではない・・・

 そういう手合いが来たときには、それ相応に大人の対処をしなければ、おかしなことになってしまうでしょう。ここで言う大人の対処というのは、そういうクレーマーに黙って封筒をお渡ししてお立ち退きいただきましょう、というようなことではなく、きっちりケジメをつけて、変なアジを占めさせることなく、ニセモノはニセモノとして断固とした姿勢を貫くべきだ、というつもりです。

コメント15件コメント/レビュー

尖閣諸島に対する日本の主張に何の瑕疵も疑義もないのですから「領土問題」にはなり得ません。これは単なる、相手からの横やり、イチャモン、ゴリ押しと云った類の問題です。従って国際社会に対しては、正しく今までの経緯をはっきりと何回でも説明し続ければ宜しいかと。但し、島に何の構造物も無く、人も住んで居ないようでは強引に上陸されて「平和的に回収した」とかの主張をされかねません。ハードルを高くするためにも都知事の主張は正しいと思います。竹島に関しては韓国の主張に瑕疵が、北方4島に関してはロシアの主張に瑕疵があるから「領土問題」なのです。(2012/10/04)

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尖閣諸島に対する日本の主張に何の瑕疵も疑義もないのですから「領土問題」にはなり得ません。これは単なる、相手からの横やり、イチャモン、ゴリ押しと云った類の問題です。従って国際社会に対しては、正しく今までの経緯をはっきりと何回でも説明し続ければ宜しいかと。但し、島に何の構造物も無く、人も住んで居ないようでは強引に上陸されて「平和的に回収した」とかの主張をされかねません。ハードルを高くするためにも都知事の主張は正しいと思います。竹島に関しては韓国の主張に瑕疵が、北方4島に関してはロシアの主張に瑕疵があるから「領土問題」なのです。(2012/10/04)

非常に重要な指摘で、対中姿勢の基本とすべき内容だと思います。現実にはもう少し軟着陸するのが理想だと思いますが。一点、中国が尖閣を狙う理由ですが、地理的にここを押さえることで太平洋へのアクセスを手に入れ、日本と台湾の分断を狙える点も重要であると考えます。(2012/10/03)

公正を期すと、明朝の領土であったこともあるようです。が、明朝~清朝、中華民国、人民共和国は別の国です。例えば、かつてのローマ帝国領をイタリアが領有権を主張したら?オスマントルコ領をトルコ共和国が主張したら?で考えると国体が違う(中国だと王朝を築いた民族すら違う)のに、同じ場所にあったかつての国の領土を要求するのはナンセンスでしょう。中華人民共和国は清朝跡地に生まれた建国100年も経っていない若い国です。2000年近く天皇制下で同一国であり続けた日本を基準にすると、若い短命な王朝達を同一視する錯覚が生まれるのかと思います。(2012/10/03)

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