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15才のハローワーク、専門高等学校には可能性がある

2012年10月30日(火)

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 “人材難、就職難、地域の衰退、団塊世代の再就職、ひきこもり、職人の減少、自立心欠如をどうする、どうする?”

 就職できないのに、一方では人材不足と嘆く。ものづくりの国なのに、ものづくりでも後れを取り始めた。会社では、言われないとやらない依存心が大勢を占める。

 なんだかおかしな現象が日本中に蔓延しています。それでも、打開策が見あたらない。あるテレビ番組を見ていて、そのヒントがひらめきました。

 それは、専門高等学校の復活です。

 みなさんのまわりや、出身地にもあると思います。工業高校、商業高校、農業高校、水産高校、林業高校など。いまでは、進学校におされて影の薄い存在になりつつありますが。

 テレビで紹介されていたのは、東京・上野にある岩倉高校。現在、普通科を併せもっているので、普通高校にしか見えません。

氷河期なのに「就職率100%」

 この高校の前身は、明治30年にできた「私立鉄道学校」。6年後には、鉄道界の恩人岩倉具視の名を頂き「岩倉鉄道学校」になった学校です。機関科、運輸科が主たる学科でしたが、いまは運輸科がその伝統を受け継いでいます。

 1年生は駅、2年生は車掌、3年生は運転と鉄道マンとして必要なことを実践的に身につけていくのです。その他にも、電車工学、旅行、観光、旅客営業、電気基礎、運転規定、鉄道情報技術なども学び、卒業したらすぐに働ける知識と技術を持って卒業。

 高校生は就職試験を1社しか受けられないため、もし落ちた場合はまた次の会社を受けることになる。それでも、昨年の運輸科の学生は、就職率100%だったそうです。大学生でさえ就職氷河期なのに。

 テレビインタビューに対しても、高校生と思えないほど自分の意見をさらりと言ってのける。ある学生は、「自分の夢のために勉強できるって幸せですよね」と。

コメント4件コメント/レビュー

以前、子供の進学のため、奈良県の王寺工業高等学校を見学させていただいたことがあります。学生の意識の高さ、質の高さに驚きました。何より通っている学生の表情が明るく、元気の良いあいさつが必ず返ってくるのが素晴らしかったです。決して奇を衒ったアピールはありませんが、非常に実直でマジメな学校でした。(結局、子供は別の高校に行ったのですが...)(2012/10/30)

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「15才のハローワーク、専門高等学校には可能性がある」の著者

関橋 英作

関橋 英作(せきはし・えいさく)

マーケッター

外資系広告代理店JWTでコピーライターから副社長までを歴任。ハーゲンダッツ、キットカット、デビアス・ダイヤモンド、NOVA英会話学校など、数多くのブランドを担当、成功に導く。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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以前、子供の進学のため、奈良県の王寺工業高等学校を見学させていただいたことがあります。学生の意識の高さ、質の高さに驚きました。何より通っている学生の表情が明るく、元気の良いあいさつが必ず返ってくるのが素晴らしかったです。決して奇を衒ったアピールはありませんが、非常に実直でマジメな学校でした。(結局、子供は別の高校に行ったのですが...)(2012/10/30)

人材難というよりは社会システム難でしょう。同一労働同一賃金の時代はいくら否定しても訪れるのに、未だに若者を低賃金労働者として扱う限りにおいて、人材なんて見つかるわけが無い。そもそも社会の一般常識以上に今の若者はロートルの数倍の能力、柔軟性、順応性があるのに慣習に固執するあまり生かしきれて居ない。ま、一般大学生が能力低いのは事実ですけど。大人の幼稚園化して長くたってますしね。(2012/10/30)

「(食べ物も含めた)もの」づくりは、人が生きていくうえでの基本中の基本だと考えている。物々交換に使われていた「もの」が大きく転化した有価証券などの紙切れに振り回されている現代の私たちは、滑稽であり悲劇でもある。このことと、「もの」づくりの大切さを、若い人たちに認識させることは極めて重要であろう。(2012/10/30)

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