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「現代版茶の本」出版プロジェクトのススメ

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2013年2月25日(月)

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 江戸時代の絵師、曽我蕭白(そが・しょうはく)が描いた「雲龍図」を、既にご覧になっただろうか。

 2012年3月から始まった東京を皮切りに、国内4カ所を巡回している「特別展 ボストン美術館 日本美術の至宝」という展覧会の目玉の1つだ。現存する形でも、ふすま8枚にわたって巨大な目とひげを持つ龍が雲の合間を泳ぐ姿が描かれている。鼻とひげの部分だけでも、ふすま一枚からはみ出す大きさで、その大胆な構図と迫力は、本当に一見の価値がある。

 これまた素人目にもその凄さがひしひしと伝わってくる長谷川等伯の「龍虎図屏風」と併せて見ると、興味をますますかきたてられる。特別展はこの2月は福岡県太宰府市の九州国立博物館で実施中で、4月からは大阪に移動する予定である。

 私自身、昨年の東京国立博物館での展覧会を、何とか時間をひねり出して見てきたのだが、東京だけで来場者は40万人以上を数えたという。

 明治期以来、遠く離れたボストンの地で、よくもまあこれだけのものを集めてきた、という点にも驚かされる。蕭白の「雲龍図」も、明治になって米国人医師のビゲローが来日して収集した約4万1000点のうちの1つだとのこと。

日本美術の海外での人気拡大に貢献した岡倉天心

 ボストン美術館所蔵の日本美術品は約10万点に上るが、ビゲローやフェノロサ(米国の東洋美術史家)とともにその収集に大きな役割を果たしたのが、岡倉天心である。

 岡倉天心(本名は岡倉覚三)は幕末の文久2年(1862年)生まれ。東京美術学校(現在の東京芸術大学)設立に関わり、その後、日本芸術院を開設。この間、横山大観、菱田春草ら日本画の巨匠たちを育てたことでも知られる。

 後にボストン美術館中国・日本部顧問をへて、同部長を務め、収集品の整理、評価、目録化を行うとともに、追加収集の方向性を決定づけたという。

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「「現代版茶の本」出版プロジェクトのススメ」の著者

御立 尚資

御立 尚資(みたち・たかし)

BCG シニア・アドバイザー

京都大学文学部卒。米ハーバード大学経営学修士。日本航空を経てボストン コンサルティング グループ(BCG)に入社。BCG日本代表、グローバル経営会議メンバー等を歴任。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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中村 克己 元ルノー副社長、前カルソニックカンセイ会長