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「若者を食いつぶす?!」 学生がおびえるブラック企業の“正体”

問題を解決するカギの1つは、斜めの人間関係の構築

2013年2月26日(火)

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 「ブラック企業とかいうけどさ、俎上に載せられるだけいいと思うんだよなぁ」
 「そうそう。それだけ世間に会社が認知されてるってことだもんな」
 「はっきり言って、中小企業なんてどこもブラック企業になっちゃうからね~」

 ブラック企業──。

 最近、やたらと目にすることが多くなったこの言葉。先日、たまたまある中小企業の集まりでその話題になった時に、周りにいた管理職の方たちが本音をポロリとこぼした。

 彼らは、「タイムカードも、組織立ったキャリアパスも、労働組合も、ナイナイ尽くしの中小企業はブラック企業だ~!」と、自分たちの会社を冷笑気味に語ったのだ。

ブラック企業に過剰なまで不安を抱く学生たち

 「ブラック企業」とは、実にセンセーショナルな言葉だ。そこには人を酷使する企業への憎しみがあふれている。

 センセーショナルな言葉。憎むべき対象が明確である時、世間はその言葉を乱用する。そして、言葉の持つ本来の意味が置き去りにされ、危険なまでに勝手に独り歩きする。

 冒頭のように自虐的に使う人たちだけじゃない。その言葉に過剰なまでに不安を抱く人たちもいる。就職を前にした学生たちだ。

 「自分の入った会社がブラック企業だったら、どうしたらいいのでしょうか?」
 「ブラック企業の見分け方を教えてください」
 「オーナー会社って、やっぱりブラックなんでしょうか?」
 「経営者がテレビとかに出まくってる会社は、ブラックだって聞くんですけど……」
 「先輩の入った会社がブラック企業で、ウツになっちゃったんです」

 そ、そんなに心配なの? とこちらが戸惑うほど、彼らのブラック企業への関心は高い。

 そこで今回は、かなり難しいテーマだが、「ブラック企業」について、考えてみようと思う。

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「河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学」のバックナンバー

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「「若者を食いつぶす?!」 学生がおびえるブラック企業の“正体”」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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