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600年前の教え『花伝書』で学ぶべきことはまだまだある!

2013年3月27日(水)

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 花伝書は最強のビジネス書であると題して、前回は主に社員教育についてお話ししました。キャリアをどう重ねていって、真の花を身につけるか。ビジネスマンの成長プロセスです。

花伝書の本丸の教え

 今回は、そのコンテンツ。花伝書の本丸とでもいうべき技の教えです。ビジネス風に言えば、スキルとメンタル。発想、企画、プレゼン、リーダーシップというところでしょうか。

 前回の「600年前に書かれた企業秘密『花伝書』を読む」からもお分かりのように、能においては、花を悟ることが無上第一。超一流になるための秘技がちりばめられています。その技を習得することで、花を咲かせることも散らすことも思いのままになることを目指す。これこそが、ゴール。その時その時、その場その場で自由自在、変幻自在の技と心を身につけるのです。

 そのために型をしっかりと身に染み込ませて、その上で型を破っていく。型を身につけないと型無しになってしまいますから、ご用心。

 みなさんの周りでも、すごい!と認められる人は得意のパターンで力を発揮するのではなく、どんな状況でも力を発揮するオールマイティな人に違いありません。

 いよいよグローバル成熟時代に入り、ビジネスマンに求められるのは、専門性以上にトータルな視点をもつこと。世阿弥は600年も前にそのことを見抜いていたのです。何という眼力。日本人の洞察の深さは、世界でも特筆もの。もっと自信を持っていいはずです。

できないことはやらずに済まそうとする役者に名人はいない

 さて、詳細です。「奥義に云う」という項に、「一向の風体ばかりを得て、十体にわたるところを知らで、他所の風体をきらふなり…」。

 どんなこともできるようになることが目標なのに、1つの技だけに固執して、できないことはやらずに済ませようとする役者は、天下の名人にはなれない、と。

 なぜ、そうでなければならないのか?その答えの1つが、「得たる上手にて、工夫あらんしてならば、また目不利の眼にも、おもしろしと見る様に能をすべし」。本物の役者なら、よくわかっていない観客に対しても、何だか面白いと思わせることができる。それを目指せ、と。

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「600年前の教え『花伝書』で学ぶべきことはまだまだある!」の著者

関橋 英作

関橋 英作(せきはし・えいさく)

マーケッター

外資系広告代理店JWTでコピーライターから副社長までを歴任。ハーゲンダッツ、キットカット、デビアス・ダイヤモンド、NOVA英会話学校など、数多くのブランドを担当、成功に導く。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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