• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「えっ、ペンを持って名刺を出した?!」 奇怪な言動を繰り返す若手の“事情”

「置かれた場所で咲いた」2人の男性が示すもの

2013年10月1日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 「1年間、我慢したんですけど……、とうとう言ってしまいました。『まずは、ちゃんとした社会人になることを目標にしてくれないかな』って。電話は取らない、名刺の出し方を知らない、言われたことだけしかやらないの、ナイナイ尽くしで。揚げ句の果てに、面談で泣き出した。『これじゃ成長できません』って。訳が分からないです。ホント、もう訳が分からない」

 今回は冒頭から、上司の嘆きです。ある大企業に勤める課長職の男性で年齢は48歳。昨年、彼の課に配属になった男性が、面談で泣き出したそうだ。

 「訳が分からない」――。

 中間管理職の方たちと話をすると、
・言われたことしかやらない。
・言われたことも満足にできない。
・信じられないミスをする。
・当事者意識がない。
・ささいなことで、すぐに文句を言う。

 このように、部下の言動への不平、不満が山ほど出る。

 育った環境も、働く環境も、世の中の経済状況も、コミュニケーションツールも全く違う今どきの若者たち。そんな部下の“取り扱い”に上司は苦悩し、「このままでは会社はどうなってしまうのか?」と不安を抱き、「自分たちの頃は違ったよね」と繰り返す。

 そして、「どうしたらいいんですかね?」と悩む。「どうしたら、やる気を出してくれるんですかね?」と、これまた悩む。

 そう。上司たちだって泣きたいのだ。

若者は本当にモチベーションが低いのか

 講演会を依頼されるときも、「部下のモチベーションを、どうしたら上げることができるのか? ヒントになるようなお話をお願いします」と言われることがやたらと多い。

 でも、今の時代の若者は、ホントに仕事へのモチベーションが低いのだろうか?

 ホントに上司たちが若かったとき、「今の若い部下」と違ったのだろうか? ふとそんなことを考えた。だって、きっと私たちも言われていたのだ。「今どきの若者は、訳の分からない新人類だ!」と。

 そこで今回は、「今どきの部下のモチベーション」について、あれこれ思いを巡らせてみようと思う。

コメント56

「河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学」のバックナンバー

一覧

「「えっ、ペンを持って名刺を出した?!」 奇怪な言動を繰り返す若手の“事情”」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

私の仕事は経営することではなく、リーダーであることです。

ジェンスン・フアン エヌビディア創設者兼CEO