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“女性活用協奏曲”の陰で涙する“パパ“たちの苦悩

男性も育児ストレス!? 仕事と育児の両立に悩むイクメン

2014年1月21日(火)

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 これは、「男性問題」と呼ぶべきか、あるいは「夫婦問題」とすべきか? はたまた、「職場の問題」なのだろうか?

 「育児と仕事の両立が、上手くできなくて……。自信喪失です」

 こう涙目で話してくれたのは、38歳の女性、いやいや、そうではない。男性である。

 育児と仕事の両立――。

 この言葉から連想されるのは、大抵の場合は、女性。

 だが、“ママ”も大変なら、“パパ”だって大変。奥さんがよほどのスーパーウーマンじゃない限り、旦那さんにも育児や家事参加が求められる。

 女性が育児と仕事を両立できる職場環境にはスポットが当たっているけれども、子どもを持つ男性は置き去りにされがちである。そうなのだ。働く“ママ”が増えているウラには、声をあげられずに、ストレスの雨にびしょ濡れになっている“パパ”たちがいることを忘れてはいけない。

 「ホント最近のヤツラは情けない。40の働き盛りの男が、『育児があるので』とかなんだとかと、会議にも出ないで早退する。訳が分からないね。あなたがこないだ育児休暇のことを書いていたけれど、私は曽野さんの言っていることのほうがわかるけどね。まぁ、女性のほうが今は強いってことだね。ガッハッハ」

 昨年、「子どもを産んだら女性はお辞めなさい」発言(曽野綾子さんが週刊誌に乗せた記事)への反論を、本コラムを書いた直後にあった講演会で、ある経営者の方にこう言われた (「曽野さん発言と「甘えてない!」騒動で考えた“育休問題”の深層」を参照)。

 いや~な気分というのは、こういう瞬間をいうのだろう。笑い飛ばすその姿に、クサクサした感覚に陥ってしまったのだ。

 育児と仕事の両立に苦悩する“パパ”たちは、こんなことを平気で口にするトップたちと、日々戦っているのだろうか。想像しただけで、滅入る。

 そこで、今回は、「育児と仕事の両立」をパパの悲鳴から、考えてみようと思う。

 っと、その前に念のため。しつこいようではありますが、男性問題といっても、何も私の男関係のいざこざではありません。男性問題は、「男性差別」と呼ばれることもある男性への“イメージ”から生じる問題ですので、お間違いなく(「『私は“オネエ”じゃないの!』 黒一点の彼らが抱える『男性問題』の深淵」を参照)。

コメント63件コメント/レビュー

<奥様が専業主婦になっているサラリーマンへのかなりのプレッシャーですね。>どなたのコメントもプレッシャーから逃れよう逃れようとあたふたしていることに違和感を覚えます。生きていく限りプレッシャーやストレスはつきものです。逆に言えばストレスのない生き方なんてつまらないとは思いませんか。ストレスをなくすよりどう対処していくかを模索すべきです。(2014/01/28)

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「“女性活用協奏曲”の陰で涙する“パパ“たちの苦悩」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

<奥様が専業主婦になっているサラリーマンへのかなりのプレッシャーですね。>どなたのコメントもプレッシャーから逃れよう逃れようとあたふたしていることに違和感を覚えます。生きていく限りプレッシャーやストレスはつきものです。逆に言えばストレスのない生き方なんてつまらないとは思いませんか。ストレスをなくすよりどう対処していくかを模索すべきです。(2014/01/28)

この問題に声をあげている(記事を書いている)のが女性である、と言うところに問題の深淵が覗ける気がしますね。男性記者にこの視点での記事を書ける人(あるいはその環境)は居ないように思われるので。。。(2014/01/27)

"残業なし、休暇もフルに消化出来る環境が普通であれば、ここまで共働きのことが問題になるのだろうか。そして、残業なし、休暇フル取得という環境は、育児・共働き切り離して、仕事の環境として悪い事だろうか。悪い事でなければ、実現したいと考える人たちを応援とまでは言わないが、少なくとも足を引っ張る事はやめようではないか。"▼この意見に対して全面的に同意です。プライベートを犠牲にした長時間労働(それも権利として当然に認められた休暇取得さえ現実的に困難)という環境をデフォルトとして考える以上、子どものいる夫婦の共働きについて論じたところで年配者からの非建設的な意見が溢れるに決まっています。(2014/01/25)

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