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鉄道マニアのための、文字通りの「鉄の家」

養老孟司×隈研吾×廣瀬通孝 鼎談:日本人とキリスト教死生観(1)

2014年3月18日(火)

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ご好評いただいている養老孟司先生×隈研吾さんによる対談、「ともだおれ思想」シリーズ。今回は隈さんと中学から大学まで一緒だった、廣瀬通孝・東京大学教授をお招きし、栄光学園OB鼎談とあいなりました。隈さんが設計された廣瀬先生のご自宅にお邪魔してみると、意外なモノが……。

今日はみんなで廣瀬先生のお宅にお邪魔しています。こちらのお家は通称「鉄の家」。その呼び名の通り、大変ユニークな建物です。

「鉄の家」は柱や梁を作らずに、鉄の「コルゲート板」が建物を支えている。柱や梁がない家の構造は、鉄道の貨車や自動車などに使われる「モノコック構造」と呼ばれる。コルゲート板は通常、崖などが崩れないように土に差し込んで使う土木用の鋼材。(c) Mitsumasa Fujitsuka

どういういきさつで、このようなお家ができあがったのでしょうか。

廣瀬:その質問は今まで何遍も受けてきました(笑)。どこから話したらいいですかね。以前はマンションに住んでいたんですが、家内の友達の間で家を建てることがブームになった時、家内が面白い土地を見つけたんです。

それがこちらの敷地だったんですか。

廣瀬:はい。ただ、ここは不動産評価的に言うと、とんでもない土地だったらしくて(笑)。

なぜでしょう?

平ら「じゃない」土地だからこそ建てがいがある

廣瀬:住宅街の中で、低い道路と高い道路という、レベルの違う2つの道路に面していて、しかもL字型という変わった区画なんですね。

:そういう敷地は、例えば東京ミッドタウンのような、ものすごく大きな土地だったら、あり得るのですが、普通の住宅地では、僕にしても見たことがないものでした。

左から、隈研吾氏、養老孟司氏、廣瀬通孝氏。撮影:鈴木愛子(以下、特記なきものはすべて)

高い方の道路の先は陸橋になっているし、低い方の道路は地域の幹線。確かに非常に変わった敷地ですね。

廣瀬:ちょうどそのころ、隈さんがプロデュースした、コンピューター化したランドスケープの展覧会が都内のホテルであり、展示に僕が技術協力をさせてもらったので、オープニングのパーティーに家内を連れて行ったんですよ。そうしたら、こともあろうに家内がその席で、「隈さん、土地を買ったんですけど、そこに家を設計していただけませんか」みたいなことを言っちゃって。

 隈さんって、「平らな土地に建物を建ててください」と言うと、あまり燃えない人なんだけど、「ここならどうだ、建ててみろ」みたいなことを言うと、燃える人なんですよね。

:ははは。

廣瀬:そうしたら、やっぱり食らいついてきて、「じゃあ、その土地を見に行こうか」って、その日の夜に見に行ったんでしたよね。

:ああ、そのまま行ったんだっけ。

廣瀬:あの時はまだ、以前の家が建っていたのですが、塀の向こうからのぞいて、「あ、この場所か、面白いね」と言ったのが始まり。

養老:まんまと(笑)

コメント2

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「鉄道マニアのための、文字通りの「鉄の家」」の著者

清野 由美

清野 由美(きよの・ゆみ)

ジャーナリスト

1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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