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「え! 妻がご乱心?」 夫のキャリアに嫉妬する高学歴妻のプライド

子育てを終えた主婦が次に選ぶ道

2014年5月27日(火)

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 中学時代の成績は常にトップ。県内有数の進学高を経て、一流大学に進学。卒業後は、一流企業に就職し、30歳過ぎに結婚。その後、出産を機に退職し、主婦業に専念……。

 そんな誰もが羨むような人生を歩んできた、“高学歴妻”たちに、なんと「自我が芽生えた!」。

 な、何?子どもじゃあるまいし、自我が芽生えるって、どういうこと?

 初っ端から、女性たちに反発されそうな表現で申し訳ない。だが、彼女たちの“夫”がそう語るのだから、どうかお許しくださいませ。

 「やっとわかったんですけど、妻は、僕のキャリアに嫉妬しているみたいなんです」

 これまた、な、何なの???と、理解に苦しむ話を切り出したのは、50代の男性である。

 彼曰く
「妻は、はっきりいって、僕より優秀(笑)。大学も僕より格上だし、あのまま会社にいたら、僕よりも出世していたかもしれない」。

“高学歴妻”のご乱心

 どういうわけか、最近、やたらと夫たちから、
「自我が芽生えた」
「僕に嫉妬する」
「突然、怒る」
「朝ごはんを作ってくれなくなった」
「自立したいと言い出した」

といった具合に、“高学歴妻”のご乱心(←夫たちにとっては、乱心ってことですのであしからず)を、立て続けに相談されている。いずれのケースも、上のお子さんが大学生になったり、下のお子さんが、小学校を卒業したり、と、子育てが一段落し、「自分の時間」ができた妻たちに起きた“変化”だ。

 なぜ、最近多いのか、理由はわからない。おまけに夫たちが話す内容は、どれもクスリと笑いたくなってしまうようなもの。妻たちの言動に、少々たじろいでいる夫たちには申し訳ないけど、夫もいなけりゃ、結婚もしていない私には、その深刻さの度合いが今一つ、把握できないのである。

 ただ、妻たちと同世代の女性として、彼女たちが何らかの“歯がゆさ”を感じているのだろうなぁってことは想像がつく。

 そもそも、人生なんてもんは、思いもしない方向に行ってしまうもの。そこになんらかの空虚感めいたものを感じているのではないか、と。

 ただ一つ気になるのが、これまた戸惑う夫たちが、決まって言う次のセリフだ。

 「プライドが高いんだよなぁ~……」

 プライド――。高学歴の主婦に、必ずといって、付きまとう言葉だ。プライドを持つことは、ちっとも悪いことじゃないのに、なぜかネガティブに語られる。

 そこで今回は、“高学歴主婦とプライド”について、考えてみようと思う。

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「河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学」のバックナンバー

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「「え! 妻がご乱心?」 夫のキャリアに嫉妬する高学歴妻のプライド」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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浜田 健一郎 ANA総合研究所 シニアフェロー・前NHK 経営委員長