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「余計な仕事、増やすな!!」 お荷物ミドルの悶えと自暴自棄

“先が見えた”40代社員が明かすつらい胸の内

2014年6月17日(火)

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 「余計な仕事、増やさないでくれ!」――。

 こんな言葉を、40を過ぎたベテランの社員に言われたことはないだろうか?

 「ベテラン社員の経験を、チーム力につなげたい。ベテラン社員にも、もっともっと頑張ってほしい」

 そう思えば思うほど、空回りする。

・そっぽ向かれちゃうとテコでも動かなくなるから、結構、大変。
・社内教育プログラムの講師をお願いしようとしたら、露骨に嫌な顔された。
・仕事を頼むと、「なんで?」って真顔で聞く。メチャクチャやりづらい。

 などなど、「余計な仕事を増やすな!」と不快感を露わにする、“年上部下”に苦悩する人たちは少なくない。

 仕方がないので、上司は、“その人のための仕事”をつくり、メンバーは、“その人のためのフォロー”をし、メンバー全員が翻弄される。生産性にちっともつながらない、“ベテラン社員”のための仕事に、チームが振り回されるのである。

 「つい、『余計な仕事を、増やさないでくれよ』って、言ってしまう自分がいます。大人気ないなぁと思う。でも、とにかく放っておいてほしい。そんな気持ちになってしまうんです」

 そんな複雑な “気持ち”を、先日、49歳の男性が明かしてくれた。

 カッコ悪い自分の言動を話すのは、正直、恥ずかしかったはずだ。だが、彼は赤の他人の私に、苦しい胸の内、を話してくれた。多分、「自分を変えたい!」――。そんな思いもあったのだろう。

 これまでにも、50歳という年齢を目前に控え、「キャリア・プラトー」に陥る人たちに、度々お目にかかってきたが、おそらく今後はもっともっと増える(キャリア・プラトーの説明はのちほど)。

 なんせ、半数以上の人たちが、50歳を過ぎても課長や部長といった管理職に就いておらず、先月、民間の調査会社が行った調査でも、5割近くの企業が「管理職の人員比率が多すぎる」と回答したのだ (こちらの記事を参照)。

 定年を延長する企業が増える一方で、未だに企業のキャリアパスは、40代がゴールであるにもかかわらず、だ。

「で? 何か問題でも?」
「人生、会社に預けすぎなんだよ」

 勝手なことばかり言う、バブル世代にうんざり気味の方もいるだろう。

 でも、前述の男性の話を聞いていて、考えさせられてしまったのです。なぜか分からない。だが、私自身がこの男性と同年代で、50という年齢がリアリティーを帯びてきて、なんか彼の気持ちに、えらく共感してしまったのだ。

 そこで、今回は「40代のモヤモヤ」。ん? ちょっと違うか……。まぁ、いい。とりあえずは“49歳の男性”の複雑な、“胸の内”をお聞きください。

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「「余計な仕事、増やすな!!」 お荷物ミドルの悶えと自暴自棄」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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