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“セクハラやじ”と「5人に1人が結婚できない」ニッポン社会の未熟度

男性にも刃を向ける「過去の男の価値観」の押し付け

2014年6月24日(火)

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 高校生の頃、通学電車の中で疲れ切った“おとうさん”たちを見る度に、「結婚って……、誰でもできるんだなぁ」と、失礼極まりないことを思っていた(す、スミマセン)。

 恋愛、ウェディングドレス、花嫁、結婚……。そんな桃色(?)の未来を夢見る女子高生だった私は、電車の座席に座ったときに目立つ“ずり下がった靴下”に、「あちゃぁ~~~」と深いため息をつき、

「こんなオジサンでも、結婚してるんだよね……(泣)」 と、がっかりしていたのだ。

 そして、今。結婚は、“誰でも”できる、ものじゃなくなり、

「男性の5人に1人が、生涯一度も結婚しない」

ことが明らかになった。私が高校生だったときには、3%にも満たなかった生涯未婚率が、20%を超えたのだ。

「過去の男性観」に苦悩する男たち

 しかも、「男性の幸福感」は女性より低く、特に、妻が主婦の場合、夫の「幸福度」が極めて低かったのである。

 ダンナが300円の牛丼ランチを細々を食べているときに、妻は高級イタリアンでフルコースランチ、なんて光景はよく見かけるけれど、ニッポンのお父さん……、いや、男性たちは、だ、大丈夫なのだろうか?

 いったい、ニッポンの男たちに、ナニが起きているのか?

 実はこれ。先週、政府が閣議決定した、「2014年版男女共同参画白書」で明らかになったこと。2000年に、内閣府が同白書を発行して以来、初めて「男性」にスポットをあてた特集が組まれ、日本社会に根深く残る、「過去の男性観」に苦悩する“男性たち”の姿が、浮き彫りになったのである。

 そこで、今回は、「男たちの幸福感」について、考えてみようと思う。

 とはいえ、女性である私が、男性の幸福感を語っていいのかな? との戸惑いもある。が、まぁ、私の実生活はどちらかといえば、オッ様たちに近いような気もしなくもないし、何よりも、ワークライフバランスや幸福感に、男女差はない! と信じているので、みなさまもご一緒に、考えていただければ幸いです。

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「“セクハラやじ”と「5人に1人が結婚できない」ニッポン社会の未熟度」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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