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【緊急調査】突然親が介護に!仕事はどうする!?

  • 日経ビジネス編集部

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2014年8月6日(水)

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 「介護離職」という言葉が聞かれるようになりました。少子高齢化時代の本格化を前に、働き盛りの40~50代が親の介護に直面する事態が急増しています。仕事と介護の両立は大きな課題です。まずは以下のAさんのケースをお読みください。あなたにとっても、決して他人事ではないはずです。

 埼玉県に住むAさん(45歳)は毎週末、郷里に住む母の面倒を見るため、新幹線に乗って静岡県へ向かう。普段は母の家の近くに住む兄夫婦が主に面倒を見ているが、兄夫婦一家には小学生の子供たちがいる。「子供たちの学校も休みだし、週末くらいは介護から離れたい」と半年前に頼まれ、引き受けるようになった。兄弟同士、介護の分担も平等にしたいとする兄夫婦の主張を受け入れた形だ。

 Aさんはメーカーの営業マン。出張であちこち回ることが多いため、移動は苦ではない。だが週末の休みを使っての介護は、続けるとなかなか辛いものがある。片道3時間近くかけて土曜日の午後、母の住む実家に到着。その後入浴や食事の介助を含めた身の回りの世話を泊りがけで日曜日の夕方まで行う。そして日曜日夜9時前に埼玉の自宅に戻る。月に1回は妻が代わりに行ってくれるが、妻は実家の勝手が分からない上、車が運転できない。本数の少ないバスに乗るか、兄夫婦に送迎をお願いする形になってしまう。そのため週末の介護はAさんがメーンにならざるをえない状況だ。

 79歳の母は足腰が弱い上、軽度の認知症を患っている。2011年に認知症と診断され、2013年の夏ごろから徘徊が始まった。今のところ、大事に至ったことはないが10キロ離れた所で見つかったこともある。そのため、徘徊が始まってからは誰かが必ず交代で泊まり込みで母の家にいなければならなくなった。施設への入所も検討したが、入居金や利用料が高めの老人ホームは家計的に厳しい。特別養護老人ホームやグループホームは常に待機待ちの状態で、入れるのはいつの日になるか分からない。今のところ、週3回のデイサービスを利用することで何とか負担を軽減することができている。

 「週末介護が始まってから、疲れが取れず、仕事にも集中しづらくなった。休みの日に自分の子供たちを遊びに連れて行くこともできない。だが、介護は子供として続けなければならない義務」と、Aさんは話す。

コメント4件コメント/レビュー

親がそれなりの年齢になると、親が病院へ行く日等、やはり仕事を休んでついていくことになりますから、介護以前という状況であっても、それなりの負担ということは生じます。働く環境については、親の老いを無視して考えることは絶対出来ないと思います。企業や組織のシステムを介護以前や介護に関連して作り直すことは重要な課題だと思います。(2014/08/08)

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親がそれなりの年齢になると、親が病院へ行く日等、やはり仕事を休んでついていくことになりますから、介護以前という状況であっても、それなりの負担ということは生じます。働く環境については、親の老いを無視して考えることは絶対出来ないと思います。企業や組織のシステムを介護以前や介護に関連して作り直すことは重要な課題だと思います。(2014/08/08)

14年以上前、前触れもなく突然介護に直面しました(介護は必ず突然なのです)。介護保険法が作られ施行された年だったか。介護の現場も「今までサービスできたことと、できなくなったこと」の線引きがはっきりせず混乱状態でした。入院先の先生からは、3か月たつと「お母様の病気はこれ以上は治りませんので退院して下さい」と言われます。施設は待機待ち2年、グループホームも全国で200くらいしかなかった頃。 父は亡くなっており、自分は兄弟姉妹も夫もいない中学生の息子を持つシングルマザーでしたが親業・仕事との両立に「命を削る綱渡り」という経験をしました。それでも親の「老い」に付き合うことの大切さを学びました。願わくば介護施設の充実と介護現場の労働条件が、税金をつぎ込むことで改善され、当事者の職場での(使える)介護休暇や時短の制度充実など仕事をしながら老親の(尊厳を守った上での)みとりができる世の中にすすんでほしいとせつに願っています。介護をしながらでも仕事を継続できれば国の税収も落ちませんよね。さて次に老親に近づいてるのは我が身です。(2014/08/07)

仕事を辞めて、親の介護を二年しました。介護認定4で認知症はありませんが、それゆえの人間としてのプライド(排泄関係)でいろいろと苦労しました。杉並区ですので、当然特養には入れず、大枚をはたいて、私立のホームに入れました。普通に働いているだけでは絶対に垣間見れない世界をいろいろと見て、おそらく介護したことがない人が議論している現状を、醒めた目で見ています。(2014/08/06)

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川野 幸夫 ヤオコー会長