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「有働アナ号泣!?」 セクハラに堪える40代女と“男”たちのリアル

NGワードに囚われず相手の気持ちを汲み取る作業を

2014年10月21日(火)

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 イノッチこと井ノ原快彦さんの発言に、共感の嵐が広がっている。

 「イノッチ惚れるわぁ!」「良くぞ言ってくれた!」「感じていてもなかなか言えないことを言葉にして、すごい!」「有働アナへの愛情を感じた! かっこよすぎ!」などなど。
 ネットだけでなく、私の周りでも絶賛の嵐だった。

 ことの発端は、NHKの朝の情報番組で「知られざるセクハラ」と題する特集を報じたこと。番組独自にセクハラに関する調査を実施したところ、女性の3人に1人が、「セクハラを受けたことがある」と回答。しかも、セクハラを受けたことがある年代のトップが40代。

「からだを触られる」
「性的冗談を言われる」
「からだの特徴に関する話をされる」
といった被害例が続々と報じられた。

 その背景にあるのが、「もう若くないんだから、いいじゃな~い」といった男性側の意識ではないか、と。女性たちも、セクハラ被害を相談したところで、「自意識過剰なのでは?」と、共感してもらえないことが多いと告白していたのである。

 で、その「いいじゃな~い」的意識で行われるセクハラについて、井ノ原さんが発した言葉が秀逸だった。

 「この番組でも、僕、思うことありますよ、いろいろ」と。
 「(有働由美子アナウンサーは)返しがうまくて面白くしてくれるからって、縁結びとかそういうネタのときに、有働さんに全部振るのも俺はどうかと思う。この人が強いから言っていいとかじゃなくて、相手がどう思うかを常に考えないと。そのつもりがなくても、加害者になっちゃう」

 40代の有働アナに対するスタッフの発言や、番組中に婚活ネタなどでいじられるのが定番となっていたことに意見したのである。

 あ~、ホント。よくぞ言ってくれた! 私も思わず、テレビの前で手を叩いてしまった。生放送で、しかも有働アナを、“いじっていた”人たちの前で……。

 私も、「エッ、それ聞いちゃうんだ!」と内心驚くようなことを言われても、大抵の場合は、笑って流してきた。だって、下手に不愉快な態度を取ろうものなら、それこそ何を言われるかわからない。
「別にアンタに興味があって、聞いているわけじゃないよ」
「もういい年なんだからさ、オトナになれよ」
「気取ってるんじゃないよ」なんて言われるんじゃないか、と。

 特に、“紅一点”の飲み会や、年配の“偉い方”ばかりの飲み会のときには、ホントの気持ちとは裏腹に、「なんてことないよ~」って感じで対応してきた。

 今、こうやって書くこと自体、ためらってしまう“自分”が存在するのだ。

コメント52件コメント/レビュー

イノッチの発言はリアルタイムでテレビで見ていて「ほんとにそうだな」と素直に思っていた。しかし、この記事と、いくつかのコメントには正直違和感がある。なぜだろう?たぶんこれは「江戸の仇を長崎で討つ」のような、つまり、自分の過去の傷が膿み出してつい声を挙げてしまった、という類のものだからなのかもしれない。人間が成長する上で大切な課題のひとつが「傷つきやすさ」を克服することだ。たいていは思春期を経てそれを克服するけれども、外見が大人になってもなおそれを引きずっていると、しばしばものごとが本人にとっても周囲にとっても、ややこしくなってしまう。(そして、傷つける人も傷つけられる人も、たいてい自分が正義なのだと確信している。)他人を思いやれる人になりたいし、誰であれ、そうなるべきだと思う。でも、それができない場合、それに応じた評価を周囲から受け取るという形で、けっきょくはその人がその責任をとらされることになる。それでいいではないか。他人がどう生きるかよりも、自分がどう受け止め、どう生きるかが各人にとっての問題なのだ。他人の問題は、本人に取り組んでもらうほかない。(2014/10/28)

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「「有働アナ号泣!?」 セクハラに堪える40代女と“男”たちのリアル」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

イノッチの発言はリアルタイムでテレビで見ていて「ほんとにそうだな」と素直に思っていた。しかし、この記事と、いくつかのコメントには正直違和感がある。なぜだろう?たぶんこれは「江戸の仇を長崎で討つ」のような、つまり、自分の過去の傷が膿み出してつい声を挙げてしまった、という類のものだからなのかもしれない。人間が成長する上で大切な課題のひとつが「傷つきやすさ」を克服することだ。たいていは思春期を経てそれを克服するけれども、外見が大人になってもなおそれを引きずっていると、しばしばものごとが本人にとっても周囲にとっても、ややこしくなってしまう。(そして、傷つける人も傷つけられる人も、たいてい自分が正義なのだと確信している。)他人を思いやれる人になりたいし、誰であれ、そうなるべきだと思う。でも、それができない場合、それに応じた評価を周囲から受け取るという形で、けっきょくはその人がその責任をとらされることになる。それでいいではないか。他人がどう生きるかよりも、自分がどう受け止め、どう生きるかが各人にとっての問題なのだ。他人の問題は、本人に取り組んでもらうほかない。(2014/10/28)

・・・20代の頃からもっともっと苛烈なセクハラに耐えてきた40代(女)としては、この程度でセクハラってどうだろうと思いますが。女性なら些細なことでも社内調査、なんて始まりませんよ。男社会な会社では、まだまだ騒いだ女性の方が追い出されます、女社会な会社ならどうかわかりませんが。◆男社会で女性のようにふるまえば、追い出されるでしょう。嫌なら女性が闘ってきたように闘えばいい。女性が男社会でどう闘ってきたか知ればいい。男性も闘えばいい。女性の成果に乗ろうとするな。◆そうして後輩のために血を流して快適な環境を作り出して、表面的なコミュニケーションしかない会社、と後輩から罵られるのも面白そうですね(笑(2014/10/26)

誹謗中傷でない事を予め断っておくが、極論で言えば、現代の30代40代の未婚の人たちは、父親の「セクハラ」が原因で産まれてきたのではないだろうか。河合サンの母上の言葉も悪意を持って解釈すれば、「女性が自立していれば、子どもなど必要なかった」という意味になってしまい、河合サンはいらない子どもになってしまうのだ。しかし、実際にはそこまでは思っていないであろう。昔、捧げるバラードという歌があったが、母親の言葉に似たような(?)フレーズがあり、父親のセクハラ(?)で息子ができてしまったような歌詞もある。セクハラが本当になくなれば、少子化は今よりもっともっと加速するのではないだろうか。(2014/10/24)

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