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「ミニスカvs破れストッキング」 乗客を魅了するCAが誕生したワケ

会社が生き残るために大切な、意外とシンプルなこと

2015年3月3日(火)

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 「懐かしい~!! アレってどこの飛行機なんだろう?」

 昨年、福岡空港にポツリとたたずむ小さな青い翼の飛行機を見て、ちょいとばかり昔を思い出していた。

 今から四半世紀前――。たった2機のジャンボで、ロサンゼルス、ワシントン、シドニーの3本の長距離路線を飛んでいた、「JALに追いつけ、追い越せ!」が合い言葉だったANAの新人CA(キャビンアテンダント)時代である。

 そんなはるか遠い昔の、ホッコリした心地よい気持ちを蘇らせたのは、天草エアラインの「親子イルカ号」。最も予約が取れない日本一小さな航空会社として注目を集めている、わずか39席のプロペラ機、DHC-8だ。

 天草エアラインは、V字回復をした奇跡の企業として、さまざまなメディアで取り上げられている。特に、先日フジテレビの情報番組で放映された特集は、実に面白かった。画面に映し出される社員たちの明るさとダサさは(←こんな表現でごめんなさい)、かつてのANAのようで、昔の自分を見ているような気持ちになった。

 おそらく、あの“ミニスカCA”を惜しむオジさんたちも、「ストッキングが破れたCA」に魅了されるに違いない。つまり、そのなんというか、「お客さんを楽しませるのも、会社が生き残るために大切なことも、実は意外とシンプルなことなのかもしれない」と、天草エアラインの社員が教えてくれたのだ。

 そこで、今回のテーマは、「ミニスカCAと破れストッキングCA」についてあれこれ考えてみようと思います。ん?「ストッキングが破れてる」って意味がわからない? はい、そうですよね。これからお話ししますので、しばしお待ちを! 

想定外を連発する社長

 天草エアラインは2000年に、熊本と天草を結ぶ目的で誕生した第3セクターの航空会社である。「これで便利になるぞ!」と地元の期待を集めたものの、蓋をあけてみれば採算は全くとれず、創業以来赤字続きで、4年目には早くも存亡の危機に立たされた。

 そんな中、県庁や大手航空会社からやってくる社長たちは、「経費を削減しろ!」「無駄を無くせ!」の大合唱。

 「これ以上、削るところなんかない……」――。社員たちの士気が下がりまくっているときに、やってきたのが現社長の奥島透氏だったのである。

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「「ミニスカvs破れストッキング」 乗客を魅了するCAが誕生したワケ」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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