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なぜ、女性は子どもがいてもバリバリ働きたいのか? (前編)

男は、その理由を知らない!~その1~

2015年4月9日(木)

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 いま政府が積極的に奨めている政策のひとつが、女性の役員や管理職への登用。女性の社会的活躍を支援するというものです。

 16年度をめどに、従業員301人以上の大企業が女性登用の方針や取り組みを行動計画として公表することを義務付ける。20年には、指導的地位に占める女性の割合を30%にするというのが政府目標です。

 いかにも、男の役人が好きそうな数値ターゲット。とりあえず、ゴールを決めるのはいいのですが、肝心の中身がまるで見えてこないのは、なぜでしょう。それに呼応するように、マスコミやCMなどでも、働く女性や子育てしながら頑張るママをテーマにしたものが目につくようになりました。それらは、多種多様。異論反論も飛び交い、さながら時代の寵児のような感じです。

 でも、人間社会は女と男。人類黎明期からのつきあいです。社会の推移によって、こうも男女の関係が変わるのもおかしい。みんな、それぞれに支え合って生きているのは間違いないのですから。

 そこで、男がひとり頭を悩ましていても、何も解決しないと思い、仕事で活躍しながら、子育てをしている女性おふたりのご意見を伺うことにしました。松本さんと小林さん(経歴は別項にて)の本音トーク。今回と次回、2回の連載です。特に、男性のみなさんは注意深く読まれることをお薦めいたします。

松本理永(まつもとりえ)
株式会社サニーサイドアップ バイスプレジデント。同社創業メンバーとして高校生の時にジョインし、以降同社の基幹事業であるPR事業を担う。独立系のPR会社として、発想も、領域も、手法も、枠にとらわれない同社ならではのPRを展開。今秋より文教大学情報学部非常勤講師。私生活では25歳になる双子の男子と9才の女子の3児の母。
小林麻衣美(こばやしまえみ)
株式会社HappinessWithin 代表。外資系広告代理店などを経て、独立。その後も引き続きコミュニケーションデザインプランナーとして、大手食品会社などのPR、デジタルやソーシャルプロモーションなどを含めた施策について、立案から実施まで多岐に渡り携わる。私生活では5歳になる男子の母。毎日仕事と育児と家事に追われながらも楽しい日々を送っている。

賛否両論にも意義がある、働くママ応援ムービー

関橋:実は、私は小林さんをはじめとして多くの女性スタッフに支えられて仕事をしています。一緒に仕事をしている仲間の大多数が女性です。とくにマーケティングやコミュニケーションの仕事は女性のほうが向いていると以前から思ってましたから。

 さて、近頃、ママさん応援ムービーが多いようですが。

小林麻衣美:サイボウズのワーキングマザーをテーマにしたウェブムービーなど話題ですよね。賛否両論がありますが、その賛否両論が、見ていて興味深いです。

松本理永:東京ガスの、お母さんがつくってくれた毎日のお弁当というようなCM、あれはあまり叩かれないですよね。郷愁にはあまり批判的にならないけれど、リアルな今の働く女性の環境を描くと、こんなじゃない、と言われがち。所詮作り物ですし。

 でも話題になって、何かを投げかける意味ではいいのかなと思います。PR会社の立場としては、良くも悪くも話題になるのは意味がある。話題になって、こっちは良かった、こっちはちょっとと。みんなが意見を出し合う機会が生まれて、議論ができることだけでも、いろいろな人の考えが見えてくるし、意義があると思います。むしろそれを狙っていたらすごいですよね。

小林:サイボウズの1本目のウェブムービーは、どのシチュエーションもあるあるという感じなんです。それがあまりにもリアルすぎて、見て泣いてしまった女性が周りにもいっぱいいたんですよ。

関橋:女性のほうが男性よりも、どちらかを選択しなければならないと言うことに、毎日直面していると思います。男はそうでもない。

松本:たとえば子どもが熱を出した、というような小さいことでも、会議があるけどどうするのか。毎日が選択の連続です。

小林:あのムービーがうまく表現していたのは、そういう「葛藤」だと思うんですね。でもそれで「大丈夫」って言われても、全然大丈夫じゃないよと思います。

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「なぜ、女性は子どもがいてもバリバリ働きたいのか? (前編)」の著者

関橋 英作

関橋 英作(せきはし・えいさく)

マーケッター

外資系広告代理店JWTでコピーライターから副社長までを歴任。ハーゲンダッツ、キットカット、デビアス・ダイヤモンド、NOVA英会話学校など、数多くのブランドを担当、成功に導く。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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