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池上彰の「図書館のススメ!」

フレッシャーズよ、図書館を使おう

2015年5月18日(月)

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 池上彰さんが教鞭をとる東京工業大学の大岡山キャンパス。

 このキャンパスにある東工大附属図書館大岡山本館は、その特徴ある形状から「チーズケーキ」と呼ばれています。

 2015年1月6日にリニューアルが済んだばかりで、アクティブラーニングの場としての活用も期待されています。「チーズケーキ」の館長である高橋栄一教授に、21世紀の大学と図書館のあり方を語っていただきました。

池上:まず、こちらの図書館の規模を教えてください。

高橋:いま、この図書館には約65万冊の蔵書があります。それぞれが100ページだとすると、6500万ページ。これを電子化したら、どれくらいの容量になるでしょうか。おそらく、テラバイト単位だと思います。

池上:ほう。

高橋:ところが、テラバイト単位だと、もはやみなさんがお使いのパソコンのハードディスクに入れられちゃうんです。そのうち、物理的には小さなUSBメモリーに図書館の蔵書がすべて入れられるようになるはずです。つまり図書館をポケットに入れて持ち運ぶことだって可能になります。

図書館の蔵書は、USBメモリーにぜんぶ入っちゃう?

池上 彰
(いけがみ・あきら)さん

ジャーナリスト。1950年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。社会部記者として経験を積んだ後、報道局記者主幹に。94年4月から11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役として、様々なニュースを解説して人気に。2005年3月NHKを退局、フリージャーナリストとして、テレビ、新聞、雑誌、書籍など幅広いメディアで活躍中。2012年4月より、東京工業大学大リベラルアーツセンター教授として東工大生に「教養」を教えます。主な著書に『伝える力』(PHPビジネス新書)、『知らないと恥をかく世界の大問題』(角川SSC新書)、『そうだったのか! 現代史』(集英社)など多数。

池上:いきなり図書館不要論につながりそうな不穏な話ですね(笑)。

高橋:なにせ東工大の理系の諸君が相手ですからね。このくらいの例えは先手を打っておかねば(笑)。というわけで、数年内に、学生の皆さんが持ち運べるであろう規模のこの図書館に、現在のところ年間のべ約30万人が足を運んでいます。

池上:30万人というのは、平成25年度=2013年度の数字ですね。平成21年度=2009年度は34万人です。4年で4万人減の理由をどのように分析されていますか。

高橋:30万人と34万人というのは、それぞれ目黒区の大岡山本館と、横浜市緑区のすずかけ台キャンパスにある別館の合計の数でして、大岡山に限ると、平成21年度の28万人が、23年度で21万人へと、さらに大きく減っています。ひとつには、平成22年度末=2011年3月11日の東日本大震災、それから旧図書館から現在のこの「チーズケーキ」への建て替えの影響と考えています。

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「池上彰の「図書館のススメ!」」の著者

池上 彰

池上 彰(いけがみ・あきら)

ジャーナリスト

1950年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。報道局主幹を経て、2005年3月よりフリージャーナリストとして活躍中。2012年4月から東京工業大学で東工大生に「教養」を教えている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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