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“海外出張と5時間睡眠” エリートを襲う不都合な真実

“残業代ゼロ制度”は過労死を助長する

2015年6月2日(火)

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 「一般的に」「例外的に」「客観的に」「限定的に」「慎重に」って、一体どういうことなのだろう?

 「普通の国民に分かりやすく説明することが必要なんです」、「いわば」「つまり」「まさに」「加えて」と長々話されても、ちっとも分からない。

 何を根拠に、「絶対にない」と決めつけるのかも、よく分からない。

 私の頭が相当悪いのか、はたまた理解力が致命的に欠如しているのか、その両方なのか、どうやっても分からん! そう。国会でのやり取りである。

 ううむ…。つまり、これって「門限無視」ってことなのだろうか。

 “門限8時”と厳しく父親に言われてたので、今まではどんなコンパも断っていた。

 だがあるとき「親友のゆみちゃんに誘われた時だけは、行ってもいい」と考えるようになった。

 でも、それには母が猛反対。 

:「お酒がNGだから門限決めてたのに、それじゃお酒飲むことになっちゃうんじゃない?」

:「ううん、大丈夫。ゆみちゃんの後ろで見てるだけだから」

:「でも、コンパに行ったら、飲まないってわけにはいかないでしょ?」

:「でもお酒の席じゃ、そうも言ってられないでしょ?」

:「一般的には、大丈夫よ。でも事態は刻々と変化するから、例外はあるかもしれないけどね」

:「例外って何よ? まさか歌舞伎町みたいな危険な場所には行かないよね?」

:「そこは慎重に考えて、客観的に判断しますよ。ここで断言するのはあんまりよくないでしょ? あんまり心配しないでよ。パパの言いつけは守るからさ」

 …………。

 ん? やっぱりちょっと違うか。かなり違いますかね。

 でも、どんなに聞いてもどうやっても分からないと、分からなすぎてぐるっと「分からん!」が一周し、上滑りな、それでもって自分の都合のいい解釈になる。

 ふ~む、実に危険だ。

 というわけで、今回は、「どうやっても分からない」。けどちゃんと理解しないといけない、ものすごく大切なことについて、あれこれ書こうと思う。

 といっても、安保法案(安全保障関連法案)についてではありません。あくまでもこれは前フリです。取り上げたいのは、本国会で議論される予定の、「新しい働き方」についてである。

 では、早速、これまたどういうわけか分からないけど、テレビではあまり報じられなかったこちらのニュースから。

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「“海外出張と5時間睡眠” エリートを襲う不都合な真実」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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