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「偏差値50のバラ色人生を考えよ!」 ニーズ至上主義の本末転倒

実学重視の教育が凡人を生む

2015年6月16日(火)

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 今回は、「ニーズと思考」についてアレコレ考えてみる。 

 遂に、大学のカタチが変わることになった。L型とG型。昨年、物議をかもした「ローカル人材を育成するL型」に、多くの大学が移行を迫られることになったのである。

 今月4日。「大学を職業教育学校に」との方針が政府から示され、実践的な職業教育や技能訓練を行う「職業教育学校」に既存の大学や短大などに転換してもらい、2019年度からの実施を目指すことになった。

 職業教育学校とはL型のこと。改革の目的は、産業界のニーズに合った即戦力型の学生の育成。職業教育学校への転換は、少子化で学生の確保に苦しむ私立大学などの救済にもなる。

 続いて、8日。文部科学省は、全86の国立大学に、既存の文学部や社会学部など人文社会系の学部と大学院の廃止や分野の転換の検討を求めた。

 国立大に投入される税金を、ニーズがある分野に集中させるのが狙い。財政事情が悪化する中、大学には「見返り」の大きい分野に力を入れさせるという考えだ。

 職業訓練校の設置自体には反対ではない。だが、産業界のニーズ、即戦力、見返り………、カネ、カネ、カネを臭わす言葉のオンパレードが、どうもしっくりこない。

 とはいえ、“L型”の具体的な内容を忘れちゃった方もいると思うので、ベースとなった「我が国の産業構造と労働市場のパラダイムシフトから見る高等教育機関の今後の方向性」と「新たな高等教育機関を『4流の大学もどき』にしないために」という、経営共創基盤CEOの冨山和彦氏のの資料を、ちょいとばかり振り返っておこう(以下抜粋)。

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「「偏差値50のバラ色人生を考えよ!」 ニーズ至上主義の本末転倒」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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