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経済成長と証券市場は連動するの?

2006年、中国市場の急騰は本物か

  • 浅川 夏樹

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2007年1月11日(木)

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2006年に上海総合指数は118.5%も上昇でした。一方で、東証のマザーズは56.5%の下落と、世界47カ国の中でワースト2という結果に終わりました。

お客様 「昨年は、エマージング諸国の圧勝という結果だったな」

夏樹      「2006年は11月から中国の上海A株が高騰して、年初来で2倍になったのは驚きました。中国が経済成長を続けているといっても思惑的なものを感じます」

ヘルプのシホ  「1年で2倍になってしまうなんて凄い!! 私も投資したくなってきたわ」

お客様     「昨年から投資しているならまだしも、今からならやめた方がいいと思うけど」

シホ      「えっ、どうして!?」

夏樹      「1年で2倍になれば、投資のプロである機関投資家が考えていることは、ただ1つだけよ」

お客様     「いつ、売り抜けるか、だけだな」

シホ      「それじゃ、これから購入しようなんて思う個人投資家は、体の良い受け皿になっちゃうかもしれないってことね」

お客様      「そういうことも想定しておいた方がいいということだよ」

シホ       「でも、中国は経済成長も続けているし、これからもやっぱり有望な投資先に思えます」

夏樹       「有望な投資先であることは間違いないと思うけれど、必ずしも中国の経済成長と証券市場が連動しているとは限らないわ」

シホ       「ちょっと、意味が分かりません」

お客様      「中国は毎年平均して10%ぐらいの経済成長を遂げてきているけれど、2005年の上海市場は年間で8.3%のマイナスだったように経済の成長と株価の上昇とが必ずしも連動していないんだね」

シホ       「なんか、おかしいですよね」

夏樹       「だって、中国もそうだけれども、エマージング諸国の経済を発展させているのは、主に先進国の企業だもの」

シホ       「じゃあ、先進国の企業とエマージング諸国の企業のどっちに投資した方がいいのですか?」

夏樹       「両方に投資したら」

お客様      「米国はあれだけ住宅バブルの崩壊を懸念されていたけれど、昨年の秋にはNYダウは史上高値を更新している」

夏樹      「昨年は6月の世界同時株安から先進国では国際優良企業の大型株が相場を牽引していますよね。これは、そうした企業がアジアへ投資している恩恵があるという期待の表れではないかと思います」

シホ      「なるほど、そういう考えもあるのですね」

お客様     「エマージング諸国は先進国に比べて、証券市場の規模つまり時価総額が格段に小さいから、先進国の資金がちょっと流入しても高騰しやすい」

夏樹      「それに、エマージグ諸国の株価は同時に上がっているわけではなく、上がるタイミングがずれているのも不思議というか、面白いですよね」

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