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アジア投資、忘れてならない人口変動

  • 浅川 夏樹

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2007年1月25日(木)

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昨年、アジア各国の株価は急騰し、主要各国の株価指数時価総額の合計額は、東京証券取引所を抜きました。現在のアジア株の強気市場はどこまで続くのでしょうか?

お客様  最近、赤ちゃんを抱いた女性や、お腹の大きい女性をよく見かけるんだけど、どう」

夏樹   「私の周辺でも、おめでた話が相次いでいます。駆け込み結婚のあとの駆け込み出産というケースが多いですね。」

ヘルプのシホ「そういえば中国でも出産ブームと聞きますけれど、どうしてかしら」

お客様  今年の干支の亥は、中国ではブタ。ブタ年生まれの子供は『金猪』と呼ばれ金運に恵まれるとされるうえに、今年は出産に縁起の良い60年に1度の『金猪年』なんだよ」

シホ   「投資好きな夏樹お姉さんは、ブタ年生まれですか?」

夏樹   「違うわよ。でも、中国では産休が6カ月あるので、出産ブームで人手不足が起きると心配されているそうよ。銀座のクラブも産休があればいいのに」

お客様  「でも、こうした出産ブームは一時的な現象で、アジアは人口は拡大しているけれど 日本だけでなく中国も含めて少子高齢化が進んできている」

夏樹   「アジアが一斉に少子高齢化になるわけじゃないけれど、深刻な問題ですよね。現在のアジア株の強気市場は次第に頭打ちになっていくのかしら」

シホ   どうして少子高齢化が株価に影響するのですか?」

お客様  「少子高齢化が進むと、15歳から65歳の働いて稼ぐ生産年齢人口の割合が低下し、高齢者や子供の人口の割合が上昇する。そうすると、社会全体での稼ぎが頭打ちになり、扶養費が増えていく。資本の蓄積が伸び悩み、経済成長は減速し、株価も頭打ちになっていく」

夏樹   「経済成長の足を引っ張ってしまうのですね」

お客様  「日本の経済成長が1%前後に減速し、株価が大きく下落したのは1990年代初頭だったよね。この頃にバブルが崩壊したことが、景気の低迷につながったと考えられているけど、忘れてならないのはこの頃を境に、生産年齢人口の比率が低下に転じていること。つまり、生産年齢人口の比率の上昇が経済成長を後押しする『人口ボーナス』を享受できなくなってきた」

夏樹   「銀座のクラブだって、売り上げはなくても若いヘルプの女性を常に入店させるのは、売り上げのあるホステスが高齢化していくからなのよね。昨年のアジア株の高騰は、入店したての若いヘルプの女性が驚くような売り上げをしたのと似ているわね」

シホ   「その『人口ボーナス』は、どんな国から順に、なくなっていくのですか?」

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