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その規模は、2100万家族の貧困層をなくす

毎年45万人増えるITエンジニアの消費力

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2007年3月13日(火)

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 インド人の優れた資質として、教育レベルが高度で、熱心に仕事をし、技術に長け、そして上昇志向が強いことが挙げられる。そして人口の50%が25歳以下である、という世界でも最も若い労働人口を抱えることも魅力で、これらが世界から投資先として注目される理由になっている。

 インドはIT(情報技術)及び関連の各種のサービスで世界の顧客を有しており、IT企業の収益力も高い。売上高は2006年3月期(インドも日本と同じく3月期決算が多い)時点で478億ドルとなり、前年比で30%近い伸びとなった。周辺サービスやハード機器を除く狭義のITの売上高は237億ドルあり、そのうち海外売上高は181億ドルを占める。これは世界で400億ドルと言われる外注(オフショア)IT市場の4割以上のシェアを獲得したことになる。

 また、フォーチュンIT500社(米フォーチュン誌)にランク入りしている世界のIT企業のおよそ45%がインド企業で占められ、その企業の売り上げ合計はインド全体のIT産業の69%を占める。

毎年45万人の新卒者がIT業界に加わる

 この背景にあるのがインドの人材教育である。インドには380以上の総合大学、1万1200の単科大学、1500の研究所がある。そこから毎年250万人の新卒者が社会に送り込まれる。新卒者の45万人がIT業界に入り、このうち15万人は博士号及び修士号の保持者である。

 これだけのITエンジニアが毎年輩出されていることもあり、ITエンジニアの数は世界で2番目の水準にあると見られている。インドのソフトウエア及びサービスの業界団体、NASSCOM(National Association of Software and Service Companies)によると、インドのIT産業は外注市場での世界シェアは2008年に50%に達し、さらに2012年には1480億ドルの巨大な産業になると予測している。

 インドのIT産業への進出ぶりは、こうした市場規模だけではない。国際的なIT企業で働くインド人の進出ぶりが目立つのだ。表は世界的なIT企業8社を見たものだが、8社合計の社員は90万人。このうち16万2500人がインド人で、6人に1人の割合となる。この割合はさらに高まるのは確実だ。

クレジットカードの12%、ネット取引の20%

 ITエンジニアはインドの中でも可処分所得は高く、消費経済に大きな貢献をしている。インドでは175万枚のクレジットカードが流通しているが、彼らはそのうち12%を保有するというデータがある。また、様々なネット取引では20%のシェアを占めると推定されている。

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