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タイ、ベトナム、中国の変化の共通性とは

経済の底力が強化されたことの陽と陰

  • 豊島 信彦

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2007年4月3日(火)

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 3月の最終の週、東南アジアが乾季に入って過ごしやすい時期に、タイ、ベトナム、香港を1週間で回った。目的は、各地の市場関係者と情報交換を行うためだ。

 いずれも熱気のこもった話を聞いた。3つの地域に共通するのは、地元経済やマネーの動きが力強くなっており、以前ほど海外情勢を気にかけなくなったことだ。

タイ、政情不安は杞憂?

 3月26日、最初の訪問国であるタイの首都バンコクは、最高気温が36度と熱気に包まれていた。しかし、街の雰囲気は半年前に軍事クーデターが起こり、数カ月前にはテロ事件で戒厳令が敷かれたこともあったことなど想像できない落ち着きを見せていた。

 街には、アジアで最高の設備とサービスを誇る病院チェーン、ブランドショップと間違うほどのおしゃれな銀行の支店など整然と並ぶ。ハード面のみならず、道を行く自動車が交通規則をちゃんと守り、クラクションを鳴らさないなど、ソフト面でも洗練され、少なくとも首都バンコクに関しては新興国とは思えぬたたずまいを見せている。

 面談したタイ証券取引所タンティワニ副理事長は、隣国のベトナムばかり海外で注目されていることに話題が及ぶと、「ベトナムの取引所設立は、我々が手伝った。なにしろタイの取引所は三十数年の歴史がある」と胸を張った。

 「海外投資家はこの国の政情に不安を抱いている」と尋ねると、落ち着いた笑顔で「それには悪い答えと、良い答えがある」と言う。悪い方は「確かに新政権への交代で、国家プロジェクトの進行が遅れている」。良い答えは「民主的な政権が引き継ぐことが決まっており、誰が首相になってもこれまでの経済政策が再び展開されるはずだ」。

 この数年の間、タイの株式市場は海外の動きに全く影響されず、横ばい状態が続いてきたが、その間に努力を怠っていたわけではない。写真はタイ証券取引所が発行している小学生向けの株式投資の解説書だ。株式投資の魅力を子供のうちから説いている。

ベトナム、下げ相場を知らぬ投資家

 26日にタイ証券取引所を訪問して、その日のうちにハノイに向かった。27日には、日本の独立行政法人国際協力機構(JICA)のベトナム事務所が主催する「ベトナム株式セミナー」(ベトナム貿易大学)に講師として参加した。

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