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豚肉価格が急上昇、金利政策に影響も

  • 豊島 信彦

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2007年6月5日(火)

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 古来、日本人の主要タンパク源が魚だとすると、中国では豚である。どれだけ、豚を消費しているかというと、なんと世界の半分なのである。中国農業省の外郭団体である北京オリエント・アグリビジネス・コンサルタントによると、2005年の豚肉生産量は5010万トンで世界シェア48%だそうだ。

今年4月23日、湖北省武漢市で開催された「アジア豚病学会」で、華中農業大学は2005年時点で中国の豚の飼育数は4億9000万頭、これは世界全体の51%を占めると発表した。その豚価が急騰しており、中国経済に影響を与えつつある。

急騰する豚肉

 中国のゴールデンウイークに当たる今年のメーデー休日(5月1~7日)は例年通り、旅行や消費で盛り上がったほか、豚価の上昇が話題を集めた。中国中央電視台(CCTV)のリポートでは、5月第1~3週日の豚肉の平均価格(主要36都市)は1キログラム当たり14.5元で、3月の平均価格と比べて17%上昇し、1年前と比べ43%も値上がりしたという。CCTVでは、原因は供給不足にあり、2005年から2006年前半にかけて畜産価格が低迷した折に、農家飼育を減らしたのが原因と指摘した。

 しかし、それだけではない。最近は、バイオエタノール燃料の原料として需要が急増しているトウモロコシなどの飼料穀物の値上がりが影響している。それに今年の場合、冬場に中国ではやった高熱病の影響も引きずっている。事態は深刻さを増している。5月24日付の北京のメディア「大富」によると、北京では23日の豚肉の卸売価格が1キログラム当たり15.7元と1年前と比べて107%も値上がりし過去最高になった。豚の高騰に合わせて他の肉や野菜も上がりだしているという。

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