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大きく変わるインドの小売業界

外資にも徐々に開放、大型店が成長へ

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2007年6月12日(火)

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 インド経済はここ数年、好調に推移している。2004~06年度(インドの予算年度は3月期)のGDP(国内総生産)成長率は年率8.6%に達している。主に投資と消費の拡大がこれを牽引している。その成長ぶりに驚く向きもあるようだが、まだこんなものではない。

 特に消費に関しては、規制緩和や社会環境の改善とともに、新たな消費世代が台頭し、現在、大規模小売店(オーガナイズド・リテーリング)の存在が無視し得なくなっている。

世界で最も消費意欲が強い国

 国際的な調査会社のACニールセンによると、2006年9月時点での世界の景況感指数調査でインドは最高点の131ポイントをつけた。前回調査(2006年1月)の94ポイントから大きく躍進した。銀行の個人ローンが昨年、25.5%増えて359億ドルに達する伸びを見せたのもそうした消費行動を裏づけている。

 インド統計局によると、2006年度の小売り売上高は前年比5.7%の伸び。ただし、大規模小売店は同33%の伸びとなった。大規模小売店が高い伸びとなった背景には、(1)経済成長のほか、(2)25歳以下の人口が50%以上という人口構成、(3)都市化の進展などがある。都市化で言えば、都市住民の比率は2005年度の20%から2020年度には40%に上昇するとの予測がある。

 大規模小売店市場は2005~10年度に年率30%の伸びを見せ、小売り市場全体のシェアは現在の5%から11%に達する見通し。ショッピングモールの面積は現在の5400万平方フィート(502万平方メートル)から、3年後には2億平方フィート(1858万平方メートル)に大きく拡大する見込みだ。

国内資本によるショッピングモール建設が相次ぐ

 インドにとって大規模小売業は大きな意味を持つ。これまで圧倒的に零細な小売店がほとんどを占め、つい最近まで百貨店やショッピングモールのたぐいは全くと言ってよいほどなかったのだ。2006年の時点で大規模小売店の市場シェアは5%に過ぎず、世界の中でもかなりの後進国となっている。

 しかし、低いシェアはそれだけ潜在的な成長余地があると言え、投資チャンスも大きい。最近はデリー郊外などに国内資本による大型ショッピングモールが相次いで建設され、話題になっている。これらのショッピングモールは零細店と違い、品揃えが豊富で、衣料品販売のウエートが高い。ただし、鮮度が要求される食料品は流通インフラの不足などからウエートは小さいのが特徴だ。

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