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「日本のラップ口座」

  • 浅川 夏樹

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2007年7月12日(木)

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 日本の金融機関でも富裕層向けにラップ口座が登場してきました。金融機関によって預入額やサービス内容が異なります。さて、その使い勝手はどうなのでしょうか。

ママ      「ねえ、米ドルとユーロならどっちがいいかしら?」

夏樹      「新宿のゲイバーのママも同じことを言っていましたよ。どうして、ママたちの余剰資金の運用先は外貨預金になっちゃうのかしら」

ママ      「資産運用に興味がないわけじゃないけれど、お店の経営のことで頭がいっぱいだから、投資のことを考えている余裕がないのよ。かといって何もしないのも損した気分になるのよ」

夏樹      「ママのような富裕層向けに証券会社がラップ口座を提供していますよ。最近は預入額も1000万円以下からにしている証券会社もありますよね」

ママ      「証券会社から説明を聞いたこともあるけれど、『ラップ』って言われると、なんだか残り物を冷蔵庫に入れるシーンを想像しちゃうわ」

お客様     「ラップ口座のラップ(wrap)は包むという意味だから、ママの想像もあながち間違いじゃないけど。ラップ口座は証券会社と投資家が投資一任契約を締結する。投資家は証券会社から運用アドバイスや投資家に代わって証券の売買など資産運用のサービスを包括して提供してもらえるから便利といえば便利だな」

夏樹      「金融機関が売買名義人になるので、投資家は取引ごとに手数料を支払うのではなくて、一定期間ごとに口座残高の何%かを手数料として支払うタイプもあります。でも、ラップ口座は提供内容が千差万別で、ポートフォリオの変更は年に4回まで可能とか、証券会社によってかなり違いますよね」

ママ      「自分で何もしないでいいのは便利だけど、証券会社の担当者に任せて大損したことがトラウマになっているのよ」

夏樹      「ちゃんとポートフォリオなど投資アドバイスをしてくれるので、納得して投資できると思います。海外の老舗プライベートバンクも一任勘定契約といったプライベートバンカーにすべて運用を任せる仕組みらしいですけど」

お客様     「海外のプライベートバンクだと相続対策のサービスもしてくれるよね。日本の証券会社のラップ口座は、プライベートバンクで運用するよりかは預入額を低く設定しているけれど、提案される金融商品は自社で取り扱う金融商品が中心だし、パッケージ化されていることもあって、選択できる商品数が少ないから、投資に慣れてくると物足りないかもな」

夏樹      「投資を始めたばかりの方は、いきなりいろいろな金融商品を紹介されても迷うばかりだし、説明する側だって、決まった商品だけを扱う方が楽だから、お互いに便利なのではないでしょうか」

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